記者発表(配付)資料
平成18年12月12日
| 所属部課 | 館長 | 副館長 | 主任学芸員 | 担当 | 連絡先 |
|---|---|---|---|---|---|
| 総合政策部 萩博物館 |
高木 正熙 | 樋口 尚樹 | 清水 満幸 | 道迫 真吾 | 25-6447 |
| 件名 | 「幕末志士たちの手紙展―山根正次コレクション―」の開催について |
|---|
- 1.会期
- 平成18年12月18日(月)〜4月8日(日)
- 2.会場
- 萩博物館 企画展示室
- 3.開館時間
- 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 4.オープニングセレモニー
- 12月18日(月)10時30分から(30分程度) ※終了後内覧会
- 5.入館料
- 大人500円、高校・大学生300円、小・中学生100円
【団体割引】30名以上 20%引 【障害者割引】20%引 - 6.展示内容
本展覧会に展示する史料の大半が戦後初公開となるもので、吉田松陰を筆頭に、久坂玄瑞や高杉晋作、木戸孝允、伊藤博文、山県有朋など、幕末長州藩のそうそうたる志士の手紙が並びます。かつては情報を交換するツールとしてもっとも重要な位置にあった手紙。本展を通じて志士たちの熱い「生の声」を感じ取っていただければ幸いです。
山根正次は明治・大正時代に活躍した萩出身の医学者・政治家です。「維新の元勲」より少し若い世代の山根は、幕末期に活躍した志士の遺墨を積極的に収集しました。先般彼が集めた貴重な資料群が当館に寄贈されたことを記念し展覧会を開催します。
- 7.主な展示資料
- [1]吉田松陰書簡
- 松陰29歳、萩で松下村塾を主宰中の安政5年(1858)6月19日付の手紙。江戸遊学中の塾生に送ったものと推定。「言路一條大いに開け候」とあり、自分のような囚われ者の言論でさえも直接藩主へ届く事態になったので、遊学中の諸君にも意見書や風説書などを送るよう、檄を飛ばしています。
- [2]高杉晋作・久坂玄瑞詩書扇面帖交
- 松下村塾の「双璧」が揮毫した扇面を貼り合わせた掛け軸。上段は高杉晋作で、文久3年(1863)4月、萩松本村に隠棲中、これまで東奔西走したが故郷に帰り静かに春秋が過ぎるという感慨を詩に託しています。下段は久坂玄瑞で、元治元年(1864)3月、京都からいったん山口に帰る際、いまだ藩主の冤罪を雪ぎきれない心情を詠んでいます。
- [3]伊藤博文書簡
- 慶応元年(1865)閏5月、下関から「花山春太郎」の変名で山口の前原一誠に送った手紙。土佐の土方楠左衛門(久元)が下関を訪ねたのに際し、死刑はあまりに酷すぎではないかと述べ、命だけは助けてほしいと訴えています。長州側が薩長融和を図る動きを不振に感じたことがうかがえるたいへん貴重な歴史資料。
- [4]山根正次関連資料
- 山根自身が揮毫した詩書や古写真などを展示します。
安政2年〜大正14年(1857〜1925)。東京大学医学部を卒業。明治15年(1882)長崎に赴任し、コレラ病予防に活躍しました。ヨーロッパ視察後は衛生行政に尽力し、同35年山口県から衆議院議員に当選。同37年私立日本医学校(日本医科大学の前身)の創立にかかわりました。 - [5]そのほかに展示するおもな人物
- 林子平、頼山陽、藤田幽谷、長井雅楽、周布政之助、佐久間象山、寺島忠三郎、木戸孝允、岩倉具視、三条実美、山田顕義、宍戸?、野村素介、山県有朋、松方正義、井上馨、青木周蔵、野村靖、桂太郎、寺内正毅、杉孫七郎、ほか




※主な展示資料の写真データを提供いたしますので、ご入用の際はお申し出ください。
- 8.ギャラリートーク
- 12月23日(土)、1月6日・20日(土)、2月3日・17日(土)、3月3日・17日・31日(土)、4月7日(土)
午後1時30分から約1時間