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天保12年〜明治42年(1841〜1909)
 幕末の志士、明治時代の政治家。林十蔵(はやしじゅうぞう)の子として周防国(すおうのくに)熊毛郡(くまげぐん)束荷村(つかりむら)(光市)に生まれた。通称は俊輔(しゅんすけ)。のちに萩松本村に移住し、伊藤と改姓した。
  安政4年(1857)、17歳の時に松下村塾に入門。文久3年(1863)英国へ密航留学し、帰国後は倒幕運動に奔走して明治新政府樹立に貢献した。
 明治4年(1871)岩倉使節団の副使として欧米を視察。初代内閣総理大臣、枢密院議長などの要職を歴任する一方、明治憲法の制定に尽力した。計四度組閣し、晩年は元老に任ぜられた。
 
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