萩博物館
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吉田松陰没後150年記念企画展

至誠の人 吉田松陰

 
 
と き
平成21年4月18日(土)〜平成21年6月21日(日)
※会期中、作品保護のため展示替えを行います。
ところ
萩博物館 企画展示室
 

萩では「松陰先生」の呼び名で多くの人々から尊敬され、親しまれている歴史上の人物、吉田松陰。この偉大な人物が江戸で処刑されてから、150年という年月が経過しました。松陰はこれまでに、「明治維新の先覚者」「理想の教育者」などとさまざまに評価されてきましたが、現在も多くの人々を魅了し続けるのはなぜでしょうか。29年2ヵ月という短い生涯を、「至誠」で貫き通した「人間松陰」の魅力に迫ります。

 
 
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展示構成
第1章 今に伝えられる松陰の姿かたち

第2章 資料でたどる松陰の生涯

第3章 語りつがれる「松陰先生」の教え
 
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主な展示資料

 
松陰が練習したオランダ文学
(山口県文書館蔵)

江戸遊学中の22歳ころの筆跡。「behooren eigenlyk ongefruikelyke enkelvouduc eerste」とつづられています。
非凡は真に第一番に属す」と訳されます。
 
松陰が武士の心得を説いた「士規七則(しきしちそく)」
(山口県文書館蔵)
松下村塾生の荻野時行に与えたもの。現在よく知られる
「凡そ生まれて人たらば、宜しく人の禽獣に異なる所以を知るべし」 などの言葉が含まれています。
 
松下村塾の柱にかけられた「聯(れん)」
(複製、萩博物館蔵)
松陰の書を竹に刻んだもの。
「万巻の書を読むにあらざるよりは、いずくんぞ千秋の人たるをえん」、
松陰の学問態度を簡潔に言い表しています。
松下村塾の柱にかけられた「聯(れん)」
 
松浦松洞(しょうどう)が描いた松陰の肖像
(周南市美術博物館蔵)
松陰が30歳の安政6年(1859)、江戸に送られる前に松下村塾生の岡部富太郎に与えたもの。
塾生の松洞が絵を描き、松陰が文章(賛)を書いたとされています。
 
処刑直前に松陰が書いた絶筆
(山口県文書館蔵)
松陰は江戸の伝馬町獄で、刑場への呼び出しの声を聞いて最後の筆をとります。
「此程に思定めし出立は、けふきくこそ嬉しかりける」と記しました。30歳の若さでした。
 
 
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ギャラリートーク
13:30〜約1時間
4月18日(土)・5月2日(土)・
5月16日(土)・5月23日(土)・
6月6日(土)・6月20日(土)
 
 
至誠の人吉田松陰

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■開館時間 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日 平成21年9月4日(金)臨時休館
■観覧料 大人500円 高校・大学生300円 小・中学生100円
【団体割引】20名以上20%引き* 【障がい者割引】20%引き
■年間パスポート 無料
 ※年間パスポートをお持ちの方は何度でもご観覧いただけます。
 年間パスポートのご案内はこちらから
■駐車場 普通車66台 バス8台
平成21年4月1日より有料(普通車:1回300円 大型車:1回1,000円)
※市民は無料
■お問合せ
萩博物館 TEL:0838-25-6447
E-mail
※会期や内容は変更する場合があります。ご了承ください。
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