国の重要有形民俗文化財に指定

「須佐宝泉寺・黄帝社奉納船絵馬」特別公開

 
 
と き
平成22年2月1日(月)〜平成22年2月28日(日)
ところ
萩博物館 常設展示室
 

 このたび、「須佐宝泉寺・黄帝社奉納船絵馬」が国の重要有形民俗文化財に指定されることとなりました。>>萩市記者発表
  「須佐宝泉寺・黄帝社奉納船絵馬」は、萩市大字須佐高山(こうやま)(標高532.8m)中腹に所在する宝泉寺とその境内鎮守である黄帝社(こうていしゃ)に奉納された船絵馬49点です。奉納年代は近世後期から明治時代に及びます。
  高山は、北前船の船乗りにとって航海の目印だけでなく、古くから「沖を行く船は帆を下げて敬拝」という作法があるくらいの信仰の聖地とみなされていました。黄帝とは、中国古代の伝説的皇帝で、当地では造船にまつわる神、航海安全を祈念する神として信仰されてきたものです。それ故、高山の黄帝社は船乗りの信仰が篤く、須佐や江崎に寄港した際、海上安全を祈って絵馬が奉納されたものと思われます。
  奉納者には、長門や石見のほか、能登・越中・越前・丹後・出雲・隠岐の船主・船頭等からの奉納もあり、信仰圏の広がりをうかがわせます。

 
■展示点数 5点
 
■開館時間 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日 なし
■観覧料 大人500円、高校・大学生300円、小・中学生100円。
■駐車場

普通車66台 バス8台
※普通車1回300円、大型車1回1,000円、ただし萩市民は無料です。

■お問合せ
萩博物館 TEL:0838-25-6447
http://www.city.hagi.lg.jp/hagihaku/
※会期や内容は変更する場合があります。ご了承ください。
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