萩博物館
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初公開!萩博物館の「宝」

 
 
と き
平成22年2月6日(土)〜平成22年4月7日(水)
ところ
萩博物館 企画展示室
 

萩博物館の収蔵資料のうち、最近新しく寄贈または寄託された歴史・美術関係の資料を中心に、当館の逸品を選りすぐり展示します。国の重要文化財に指定されている萩藩主毛利家ゆかりの太刀も特別公開します。

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太刀 「延」 国指定重要文化財
(たち めい のぶよし)
 
鎌倉時代末期の文保(1317〜18)ごろに活躍した、大和国吉野郡龍門一派の刀工延吉の作。拵には、金梨子地に五七桐・沢瀉・菊紋の蒔絵が描かれている。6代萩藩主毛利宗広が所用した。

太刀銘「延吉」

太刀銘「延吉」

 

吉田松陰書状
(よしだしょういんしょじょう)

安政5年(1858)12月9日、謹慎中の品川弥二郎に宛てた書状。同年12月5日、藩から松陰へ投獄の命が下った。これに対し翌日、弥二郎ら門下生6人は藩を追及したため、自宅謹慎となった。松陰は、謹慎となった門下生が勉学に励んでいるか気にかけている。

吉田松陰書状
 

小萩人形 柳橋貞子作
(こはぎにんぎょう やなぎばしていこさく)

昭和の初め、萩の女性たちの手で作られた小さな人形が起源で、萩の代表的な土産物として盛んに製作された。柳橋貞子は小萩人形の創始者松村ノブに師事し、昭和10年(1935)ごろから製作に携わった。

小萩人形
 

湯沸・炉(煎茶具)
(ゆわかし・ろ(せんちゃぐ))

弘化4年(1847)萩藩士奥平佐織・浪江父子が、萩藩主毛利家の菩提寺大照院に寄進したもの。銅・錫・亜鉛の合金製の湯沸と炉には、毛利家の家紋「一に三つ星」が打ち込まれている。


湯沸・炉
 

森 寛斎「青松海辺群鶴・翠竹巌上遊亀図」
(もり かんさい「せいしょうかいへんぐんかく・すいちくがんじょうゆうきず」)

森寛斎(1814〜94)は萩出身で、京都画壇の円山派を代表する日本画家。幕末期、京都で絵を学ぶ傍ら尊攘派志士たちと交わり、藩に登用された。維新後は画業に専念し、現在の人間国宝にあたる帝室技芸員となった。

  
 

井上蘭崖「松陰遺籟(涙松)図」
(いのうえらんがい「しょういんいらい(なみだまつ)ず」)

井上蘭崖(1875〜1947)は、西日本における雪舟研究の先駆者。津和野藩の御用医師の嫡子。画家となり萩に在住した。画業のかたわら雪舟研究に没頭し、その集大成『雪舟之研究』(未公刊)を著した。

松陰遺籟(涙松)図
 
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「初公開!萩博物館の宝」チラシ

チラシPDFダウンロード(約1M)

展示目録ダウンロード(約0.5M)

     
       ■関連イベント
   ◎ギャラリートーク

2月6日、3月6日、4月3日 (第1土)
14:00〜 (約1時間)

当館学芸員が展示解説を行います。
終了後、有名作家の茶碗で抹茶を差し上げます。
定員20名 ⇒詳しくはこちら

       
■開館時間 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日 なし
■観覧料 大人500円 高校・大学生300円 小・中学生100円
【団体割引】20名以上20%引き* 【障がい者割引】20%引き
■年間パスポート 無料
 ※年間パスポートをお持ちの方は何度でもご観覧いただけます。
 年間パスポートのご案内はこちらから
■駐車場 普通車66台 バス8台
有料(普通車:1回300円 大型車:1回1,000円)
※市民は無料
■お問合せ
萩博物館 TEL:0838-25-6447
E-mail
※会期や内容は変更する場合があります。ご了承ください。
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