萩博物館
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萩の近代化産業遺産

〜世界遺産をめざして〜
 
 
と き
平成22年9月18日(土)〜平成22年11月28日(日)
ところ
萩博物館 企画展示室
 

 萩市には、幕末、萩藩(長州藩)が大砲や軍艦などの近代化にとりくんだ遺跡が点在しています。なかでも萩反射炉などは、「九州・山口の近代化産業遺産群」の構成資産として世界遺産候補となっており、各方面からの注目を集めています。

 萩藩が大砲や軍艦の近代化に挑戦したのは、19世紀なかばの世界の動向に大きく関係しています。萩藩の首脳部は、アヘン戦争で中国がイギリスに大敗したという情報を得たことにより、欧米列強の圧倒的な軍事力に危機感を抱き、海の守り(海防)を強化する必要に迫られたのです。

 その一方で萩藩は、大砲や軍事関連分野だけでなく、医学・ガラス・写真・蒸気機関など近代的な諸科学の進行にもとりくみました。しかし「鎖国」という条件下で、欧米人に頼ることなく自力で近代化を図ることは、われわれの想像以上の困難を伴うものだったのです。

 本展覧会では、幕末の萩藩が試行錯誤(トライアル&エラー)しながら、自力で産業の近代化に挑戦した様子を紹介します。

 
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藩主毛利敬親が孫である興丸(のちの元昭)に与えた蒸気車模型
(萩博物館蔵)

 
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ガラス製造所(江向)でつくられたグラス
藩主別邸南園(萩市江向)内のガラス製造所でつくられたグラス(個人蔵)
 
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中嶋治平が手づくりした大砲模型

萩藩の科学者中嶋治平がすべて手づくりした木製の大砲模型(個人蔵)
 
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チラシPDF

チラシPDFダウンロード(約1M)

展示目録(約0.2M)

     
       ■関連イベント
   ◎ギャラリートーク

9月18日(土)、10月2日(土)、16日(土)、30日(土)、11月13日 (土)、27日(土)
14:00〜 (約1時間)

当館学芸員が展示解説を行います。
定員20名
参加料:無料(ただし観覧料は必要です)

 
   ◎萩探訪ツアー「萩の近代化産業遺産をめぐるツアー〜世界遺産をめざして〜」

10月7日(木)
    (終了しました)


定員50名

参加募集についての詳細は
萩市地域政策調整課(TEL:0838-25-3819)
お問い合わせください。

 
       
■開館時間 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日 なし
■観覧料 大人500円 高校・大学生300円 小・中学生100円
【団体割引】20名以上20%引き* 【障がい者割引】20%引き
■年間パスポート 無料
 ※年間パスポートをお持ちの方は何度でもご観覧いただけます。
 年間パスポートのご案内はこちらから
■駐車場 普通車66台 バス8台
有料(普通車:1回300円 大型車:1回1,000円)
※市民は無料
■お問合せ
萩博物館 TEL:0838-25-6447
E-mail
※会期や内容は変更する場合があります。ご了承ください。
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