高杉晋作資料室テーマ展示

  生誕170年記念 吉田稔麿の生涯

 
と き
平成23年4月1日(金)〜平成24年3月31日(土)
ところ
萩博物館 高杉晋作資料室
 

 本年、平成23年(2011)は、吉田稔麿(栄太郎)が萩の松本村新道に生まれて、170年の節目にあたります。
  稔麿は高杉晋作・久坂玄瑞と共に松陰門下の三傑と称されますが、元治元年(1864)6月、京都で勃発した池田屋事変のさい、波乱に満ちた24歳の生涯を終えました。後年、維新の元勲となった品川弥二郎は、稔麿が生きていたら総理大臣になったと語ったと伝えられるほどです。しかしその名や業績は、高杉・久坂に比べて決して広く知られているとは言えません。
  萩博物館には萩本陣様から寄託していただいた吉田家旧蔵史料があります。
  これらを中心に、稔麿の実像をご紹介する展示を3期に分けて行います。この機会にぜひご覧いただき、幕末の青年の熱い志に触れていただければ幸いです。

 
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第3期(12月1日〜3月31日)
■展示点数 15点
■展示資料一覧
1.
吉田栄太郎(稔麿)意見書 (萩本陣蔵)
2.

吉田栄太郎書簡 父母あて 文久3年5月ころ

(萩本陣蔵)

3.
吉田栄太郎への沙汰書写し (萩本陣蔵)
4.

妻木向休(田宮)書簡 長州藩留守居役あて 文久3年10月28日

(萩本陣蔵)
   旗本妻木が幕府・長州藩間を和平させようと周旋に乗り出した際の手紙
5.

小幡彦七書簡 吉田稔麿あて 文久3年10月30日

(萩本陣蔵)

6.
妻木向休書簡 小幡彦七あて 文久3年10月30日 (萩本陣蔵)
7.
妻木向休書簡 吉田稔麿あて 文久3年10月30日 (萩本陣蔵)
8.

吉田稔麿書簡 父母あて 元治元年5月22日

(萩本陣蔵)
   池田屋事変で亡くなる約2週間前の手紙。京都で歌舞伎を見物したと、嬉しそうに知らせる。
9.
吉田稔麿書簡 父母あて 元治元年5月25日 (萩本陣蔵)
10.
吉田稔麿意見書(複製)  
11.

吉田稔麿遺品・懐中

(萩本陣蔵)

   池田屋事変で亡くなった際、身につけていた  
12.

位記

(萩本陣蔵)

13.

桜山歌集

 

   妹フサが亡き兄を弔った歌を収める  
14.

有節録

 

15.
義烈回天百首

 

 
 
一坂太郎高杉晋作資料室長による吉田稔麿についての随想を萩博ブログで>>
 
◎ギャラリートーク:12月4日(日) 14:00〜、11日(日)11:00〜(40分程度)
【追加】 12月30日(金)14:00〜、2月11日(土・祝)14:00〜
【追加決定】 3月11日(日)、25日(日)13:30〜
定員20名(当日受付)
ご参加、お待ちしております。
 
■開館時間 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日 なし
■観覧料 大人500円、高校・大学生300円、小・中学生100円。
■駐車場

普通車66台 バス8台
※普通車1回300円、大型車1回1,000円、ただし萩市民は無料です。

■お問合せ
萩博物館 TEL:0838-25-6447
E-mail
※会期や内容は変更する場合があります。ご了承ください。
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