山口県内には約3000箇所の埋蔵文化財包蔵地(遺跡)があります。遺跡とは、私たちの遠い祖先が残した生活文化の遺産であり、歴史の様子を知る上で欠くことのできない重要なものです。
山口県埋蔵文化財センターでは、毎年公共事業に伴い、発掘調査を実施しています。その成果について、「発掘された山口」と題し、平成21年度に県内で実施された下記4遺跡の発掘調査成果について、出土遺物と解説パネルで紹介します。萩・三隅道路の建設に伴い実施された椿遺跡の発掘調査成果はじめとする本展示は県内の異なった地域・異なった時代の様々な生活文化についての知見を深めるきっかけとなることでしょう。