萩博物館
>> HOME
 
 
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」関連特設展示室

兄松陰と妹文

杉家の家族愛
 
 
と き
平成26年11月8日(土)〜平成28年9月25日(日)(変更しました)
ところ
萩博物館 特設展示室
 
兄松陰と妹文 杉家の家族愛  

 平成27年(2015)、萩を舞台としたNHK大河ドラマ「花燃ゆ」が放映されます。これにちなんで萩博物館では、「兄松陰と妹文」をテーマとする特設展示室を期間限定で開設いたします。吉田松陰や杉文(のちの楫取美和子)が書いた手紙など、杉家から寄贈された貴重な実物資料から、杉家の家族愛を感じ取っていただければ幸いです。

 松陰と文の兄妹は、萩城下の東郊松本村に、杉百合之助・滝夫妻の子として生まれました。松陰は、幼くして萩藩の兵学師範吉田大助の跡を継ぎますが、大助が亡くなったため杉家に引き取られます。父や叔父玉木文之進は、松陰を一人前に育てるため厳格に教育しましたが、杉家は母を中心とする温かく、明るい家庭でした。その影響を受けて育まれた兄妹の情愛は、大変厚いものであったことが資料から浮かび上がります。

 たとえば、松陰が書いた手紙を読むと、13歳下の文の成長ぶりをいつも気にかけていたことがわかります。そして文もまた、若くして死別した兄松陰に対し深い追慕の情を抱き続けていたことが、彼女の書き残した直筆の書から伝わってきます。

 幕末から明治にかけての激動の時代、萩に実在した松陰・文の兄妹を軸に、杉家で培われた強い家族の絆をどうぞご堪能ください。

罫線
◆展示内容
  • 杉家から寄贈された吉田松陰の書簡全59通、文(のち楫取美和子)の書簡を、6回の展示替えにより全てを展示します。
  • 文(楫取美和子)直筆の書を初公開展示します。大正5年(1916)、74歳のときに亡兄・吉田松陰の和歌を筆写したもの。杉家の家族の強い絆を形に表した数少ない資料です。
  • 久坂玄瑞が妻文に送った手紙「涙袖帖(るいしゅうちょう)」を期間限定で展示します。かつて楫取家には手紙を整理した巻物が3巻所在しましたが、現在はそのうちの1巻(6通の手紙)のみが現存(楫取能彦氏蔵)。 平成27年6月21日(予定)まで、特設展示室、高杉晋作資料室、企画展示室で順次展示します。
      特設展示室「兄松陰と妹文」11月8日〜12月中旬
      高杉晋作資料室「久坂玄瑞の生涯」1月8日〜27年4月中旬
      企画展示室「久坂玄瑞から妻文へ〜愛の手紙「涙袖帖」の世界」(仮) 27年4月17日〜6月21日(予定)
  • ◆展示替えスケジュール  >>松陰がつづった家族あての手紙 展示期間一覧表(0.8M)ダウンロード

    第1期:平成26年(2014)11月8日(土)〜平成27年(2015)2月26日(木)
    第2期:平成27年(2015)2月27日(金)〜平成27年(2015)6月18日(木)
    第3期:平成27年(2015)6月19日(金)〜平成27年(2015)10月6日(火)
    第4期:平成27年(2015)10月7日(水)〜平成28年(2016)1月25日(月)
    第5期:平成28年(2016)1月26日(火)〜平成28年(2016)5月16日(月)
    第6期:平成28年(2016)5月17日(火)〜平成28年(2016)9月04日(日)

     
    罫線
    ◆展示構成
    (壁面パネル)
    ・杉家の人々(略系図)
    ・吉田松陰略年譜
    ・文の様子を尋ねる滝あての松陰の手紙
    ・松陰の諸国遊歴と手紙の発信地点
    ・杉文略年譜
    ・初公開!文が書いた亡き兄松陰の和歌
    ・二人の夫(久坂玄瑞、楫取素彦)
    ・松陰・文兄妹と杉家にまつわる証言集
    (映像展示)
    ・兄松陰と妹文−手紙と絵伝で巡る風景(約8分)
    (実物展示)
    ・松陰と文の家族あての手紙(展示替え対象)
    (回廊パネル)
    ・吉田松陰先生絵伝(常設展示)
     
    罫線
    ◆主な展示物

    文が書いた松陰の和歌

     

    文が書き写した兄松陰の和歌【萩博物館蔵】

    「親おもふ心にまさる親こころ  けふのおとつれ何と聞くらん」
    この和歌は、松陰が安政6年10月20日、江戸の伝馬町獄から、父杉百合之助、叔父玉木文之進、兄梅太郎に送った手紙に書いたものです。その手紙は「永訣書」と呼ばれています。

     
    罫線
     
     
    母宛の松陰の手紙
     
    妹文の様子を尋ねる母滝あての松陰の手紙【萩博物館蔵】

    安政2年(1855)11月3日付と推定される手紙。松陰が野山獄中から母杉滝に送ったもので、「お文はさぞかし立派に成長したことでしょう。家事も少しはできるようになったでしょうか。合間を見て習字などに励むようにしたいものです」と、文の近況を気遣っています。この時、松陰は26歳、文は13歳でした。

    罫線
     
    松陰絵伝
     
    吉田松陰先生絵伝【萩博物館蔵】

    松陰の一生を絵でつづった珍しい資料「吉田松陰先生絵伝」に描かれた一場面。松陰が主宰する松下村塾の様子がよく描かれています。塾生が討論しやすいように対面式に座っているのが特徴です。画面左上に座るのが塾主松陰。

    罫線

     

    ◆図録販売

    「吉田松陰の手紙 −萩博物館所蔵杉家寄贈資料−」 販売中

    B5版 80ページ
    定価1,000円(税込)
    萩博物館ミュージアムショップにて販売。
    通販希望の方は「NPO萩まちじゅう博物館」(TEL:0838-25-3177 FAX:0838-24-0505)まで
    送料1冊300円

     現在開催中の特設展示「兄松陰と妹文」の6回の展示替えで展示する、杉家寄贈の松陰の手紙59通を紹介。
    これらの手紙は杉家から萩博物館に寄贈された松陰自筆のもので、全てカラー図版で掲載しています。
    大半は家族への手紙で、うち57通は松陰全集に活字で収録されているものですが、2通は未収録のものです。
    カラー図版で松陰の生の筆跡を読むことができます。全ての手紙に解説と抄訳(又は意訳)を付しています。

     目次
    ・論考 吉田松陰の手紙を読む−家族と取り交わした手紙の魅力−
    ・図版(カラー)
    第一部 旅先からの手紙(1851〜1854)24通
    第二部 萩の獄中からの手紙(1854〜1859)35通
    ・手紙の解説と訳文(抄訳又は意訳)

     
             
    ■開館時間 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
    ■休館日 なし
    ■観覧料 大人510(410)円 高校・大学生310(240)円 小・中学生100(80)円
    ※(  )内は団体(20名以上)割引および障がい者割引の料金
    ■年間パスポート 無料
    年間パスポートをお持ちの方は何度でもご観覧いただけます。
    年間パスポートのご案内はこちらから
    ■駐車場 普通車66台 バス7台
    有料(普通車:1回310円 大型車:1回1,030円)
    ※萩市民は無料
    ■お問合せ
    萩博物館 TEL:0838-25-6447
    E-mail
    ※会期や内容は変更する場合があります。ご了承ください。
    >> 催し物のご案内トップ