No.1 椿東小学校の運動会(明治末期〜大正初期)


椿東小学校の運動会(明治末期〜大正初期)

 明治6年(1873)、松下村塾のお膝元・松本村の名をとって松本小の名で開校、同7年に椿東小となる。
 5年後、校舎新築の落成式にたまたま帰省中の品川弥二郎が出席。地元出身の品川は師吉田松陰の「松下村塾記」を引き「松本村は萩城の東に位置した。ものごとが新しく動き出すのは東方からだ」と祝辞をのべた。初代校長の信国顕治は明治になっての松下村塾生だったが、校長を37年間勤めた。右手前の旗に、椿東運動会の文字。校舎は昔ながらの建物だが、すでに万国旗がはためいている。