No.40 国体へ向け萩第一中学校の運動場を整備(昭和37年、土原)




国体へ向け萩第一中学校の運動場を整備(昭和37年、土原)

 昭和38年(1963)秋、山口県で行われた国民体育大会のソフトボール会場の1つが当時の萩第一中学校になり、前年の夏休み、状態の悪かった運動場の大整備工事が実施された。地盤が低かったので砂利と石炭ガラを入れて40〜30レもかさ上げ、マサ土で仕上げた。この整地はなんと陸上自衛隊施設隊の手を借り、トラクターやダンプカー15台を使い、1か月余りの突貫工事で完成している。授業に支障をきたさないためだったのだろう。このころ同中学校の生徒数は1600人を超えて史上最大に達し、第3校舎も出来た。その一中も平成9年(1997)、市内中学校の再編のため閉校し萩東中になった。