高杉晋作資料室 |
萩に生まれた高杉晋作は、吉田松陰に師事し、欧米列強の支配下に置かれた上海を視察したことで、日本の危機を救わねばという使命感を燃やします。そして「志」ある武士から庶民までを動員して奇兵隊を結成し、外国や幕府を相手に戦いますが、新時代を前に病のため亡くなります。享年29(数え年)という短くも激しい人生でした。重い時代の壁にさえぎられながらも、自らの信念を貫いて幕末をかけぬけた晋作の生きざまは、いまなお多くの人々を魅了してやみません。 |
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萩博物館開館にあたり、東京在住の晋作曾孫高杉勝氏より同家に伝わる史料一括が寄託されました。産着から最晩年の書まで、一人の人物にかんする史料が、これほど充実した形で残っている例はきわめて稀であり、貴重であると言えます。
晋作の魅力を萩から発信するため、萩博物館内に高杉晋作資料室を設けました。 |
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※当資料室では、多くの資料をお客様にご覧いただけるよう、定期的に展示替えを行っております。ぜひ、年間パスポートをおつくりいただき、何度もご来館ください。 |
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コラム |
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晋作関連資料・書籍のご案内 |
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企画展図録
晋作と龍馬 ー幕末に輝いた二つの青春ー
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平成18年4〜6月に開催された企画展「晋作と龍馬」の図録。
読み物としてもお楽しみいただけます。
¥500 詳細>> |
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萩ものがたり vol.2
高杉晋作 ー100門100答ー |
現代の日本に最も求められている男・高杉晋作の魅力を、Q&A形式でたどる。どこから読んでも楽しい晋作伝。
¥500 |
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室長プロフィール |
一坂 太郎 (いちさか たろう) |
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1966年、兵庫県生まれ。
大正大学史学科卒業後、東行記念館副館長・学芸員を務めるが、同館閉館により退職。
現在、萩市特別学芸員(萩博物館高杉晋作資料室長)・山口福祉文化大学教授・春風文庫主宰。 |
著書は『松陰と晋作の志』(ベスト新書)、『幕末歴史散歩東京篇』『長州奇兵隊』(以上、中公新書)、『萩のまちを歩く』『坂本龍馬を歩く』『高杉晋作を歩く』(以上、山と渓谷社)、『高杉晋作100問100答』(萩ものがたり)、『高杉晋作史料』(マツノ書店)、『高杉晋作』(文春新書)ほか。「堂々日本史」(NHK)などのテレビ出演、講演も多い。 |
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関連リンク |
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