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(3)約3000万年前にも大規模な火山噴火が起こった

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年4月30日更新

萩の大地の成り立ち

田万川カルデラの画像

田万川カルデラ


下田原で見られる約3000万年前の凝灰岩の画像

下田原の凝灰岩。その上には約40万年前の玄武岩溶岩が流れている。


約3000万年前から3500万年前に起こった大規模噴火で作られたカルデラが山陰地方西部にいくつかあり、田万川カルデラもその一つです。

地下深部でできた安山岩~流紋岩マグマがリング状の割れ目を通って上昇し、火砕流や溶岩を流しました。地下には空洞ができたために、その上部が落ち込んでカルデラができました。その後、また地下からマグマが上昇してきて、地価の浅いところで冷え固まって花こう岩ができました。


  • 田万川カルデラでは長い年月の間侵食が進むなどしたため、現在は凹地形を見ることができません。このような地形をコールドロンと呼びます。

参考