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「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」 鹿児島エリア

印刷用ページを表示する 掲載日:2013年11月13日更新

明治日本の産業革命遺産ロゴマーク  

鹿児島エリア

日本初の西洋式工場群

 鹿児島エリアは時代順に第2番目のエリアで、古くから日本の南の玄関口となっている鹿児島市にあります。エリアには旧集成館、旧集成館機械工場、旧鹿児島紡績所技師館の3つの資産があり、いずれの資産も鹿児島湾を望む薩摩藩主・島津斉彬の別邸・仙巌園に隣接しています。
 アヘン戦争後、欧米列強の脅威を察した斉彬は、西洋技術の情報を得て日本の伝統的な施工技術と適合させ、独力で反射炉による大砲鋳造、洋式艦船の建造、紡績、ガラス製造、活版印刷などの富国強兵・殖産興業政策を実施しました。この事業を「集成館事業」と言い、これらは日本初の西洋式工場群として、現在も良好に保存されています。

旧集成館反射炉跡
旧集成館 反射炉跡
安政4年(1857)建設