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市長コラム「市民ファースト」 平成30年5月号(No.12)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年5月10日更新
 4月17 日に日本ジオパークネットワーク(Jgn)の正会員としての加盟を申請した。今後は、今月19 日に幕張メッセでのプレゼンテーション審査に臨み、その後、夏に現地審査、9月に結果発表がある。
 萩市は2年前に一度チャレンジしたが、加盟は見送られた。そのため、地域会議をはじめ、各所で萩市にジオパークが必要かどうかを繰り返し話し合い、保全、教育、地域振興に関わるさまざまな事業を、時には試行錯誤しながらも市民の皆さんとともに行ってきた。
 例えば、昨年度は公民館等を会場に46 回、学校を会場に26 回の出前講座を実施し、合計延べ1,901 人の市民が受講した。更に、全12 回の「萩ジオマスター講座」を実施することなどにより、地域内のジオパーク活動に対する市民の関心度が飛躍的に高まった。
 一方、市としては加盟認定見送りの原因となった課題への対応を行い、Jgnの正会員としての加盟認定への再チャレンジを、萩ジオパーク構想推進協議会で正式決定した。
 「事務局の体制や大学等研究機関との連携が不十分」、「ジオパーク構想が萩市の“萩まちじゅう博物館構想”の一部に見える」、「何を目指して、萩ジオパーク構想を推進するのかが不明確」などが前回の主な課題であった。
 これに対し、専門員を新規採用し、事務局人員を倍増(4人から8人に)させ、副市長が事業を統轄するなど、体制強化を図った。また、山口大学と包括連携協定を締結し、同大学から専門の教授を加え、戦略顧問を2名体制とした。
 さらに、地域のお宝を保全・活用する「萩まちじゅう博物館構想」と、地球が活動することでできた大地やそこに暮らす人々との生業に軸足を置く「萩ジオパーク構想」との違いを明確化するため、ジオパーク推進課をまちじゅう博物館推進部から組織上分離した。
 ジオパーク構想を進め、地球の視点で「萩らしさ」を見て、伝えようとすることで、これまで思ってもみなかった人とのつながりができ、また、新たな活動が生まれている。
 市としてもジオパークの取組により、「過去を未来に伝える」ことから「過去から学び未来を創る」ことへと舵を切り、地域の学習を深め、人や経済を活性化させ、持続可能な地域の発展を目指していく。これまで参加されていない皆さんも、是非ジオパーク活動に興味をもって参加して欲しい。