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令和元年6月定例会 市長報告

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年7月9日更新

1.新総合福祉センターの開館について

○ 平成30年2月から整備を進めておりました新総合福祉センターが、7月16日に開館いたします。
○ 市民の交流、福祉のボランティア活動の場として、福祉関係団体の拠点施設及び福祉関係機関を集約したワンストップ窓口として、そして被災時に行政運営が継続可能となるよう本庁舎の代替機能を付加した施設として、整備いたしました。
○ 萩市民の福祉の拠点として、関係団体の協力のもと、市民に親しまれる施設となるよう運営してまいります。

2.越ヶ浜保育園大井分園の開園について

○ 大井地区の皆様の要望に応え、大井地区での保育事業を継続するため、新たに公設による保育園の整備を進めておりました越ヶ浜保育園大井分園の新園舎が、7月21日に開園いたします。
○ 子どもたちの笑顔あふれる子育ての拠点として、多くの方に活用していただき、安心して子どもを産み育てることができるよう運営してまいります。

3.市内小中学校の空調機器設置の進捗状況について

○ 現在、学校での児童・生徒の熱中症予防など、子ども達の健康を守るため、国の交付金を活用し、学校施設空調設備の整備を進めております。
○ 本事業は全国的な事業であることから、現在、機器を発注して2ヶ月以上の納品期間を要している状況であり、生産が追い付いていないなどの懸念材料がある中、萩市としましても、できる限り早期に工事が完了するよう、地域ごとに分割発注するとともに、各学校において空き教室等を活用し、平日にも工事が行えるよう工夫しているところです。
○ これらの進捗に関して、須佐・田万川地域は、5月に工事発注し、9月中の完成を見込んでおり、その他の地域も10月中の完成を予定しています。
今後も引き続き、市内全ての小中学校にエアコンが早期に設置されるよう努めてまいります。

4.地域高規格道路小郡萩道路の進捗状況について

○ 平成26年度に事業化され、整備が行われている地域高規格道路小郡萩道路の絵堂から明木までの区間については、現在、県において、早期開通を目指し、鋭意整備が進められています。今年度は、約37億円の事業費が国から県に内示されており、用地の取得やトンネル、橋りょう等の整備が予定されているところです。
今後も引き続き、早期供用開始に向けて、要望活動に取り組んでまいります。

5.行財政改革の推進について

○ 萩市基本ビジョンに掲げる「暮らしの豊かさを実感できるまち」の実現に向けて、将来にわたり持続可能な行政サービスを提供していくため、行財政改革に取り組んでいるところです。
○ 本年を「改革本番」の年と位置づけ、私自らが本部長として陣頭指揮を執り、勇気とチャレンジ精神を持ってあらゆる改革に取り組むため、本年4月に萩市行財政改革推進本部を立ち上げました。
○ 今後、「持続可能な市政運営を目指して」を目標とした萩市行財政改革推進基本方針に基づき、外部有識者の参画も得ながら、本格的に行財政改革を推進してまいりますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。

6.2020東京オリンピックキャンプ地誘致について

○ 萩市においては、国際交流の促進や交流人口の拡大などスポーツを通じた地域の活性化に大きな効果が期待できることから、川上地域にある阿武川特設カヌー競技場を活用し、2020東京オリンピックキャンプ地誘致に積極的に取り組んでいます。
○ 平成31年4月20日・21日に阿武川特設カヌー競技場で開催された日本代表選手選考大会において、日本カヌー連盟役員と面会した際、世界各国が、今月、スロベニアで開催されるワールドカップをオリンピックの選考レースに位置づけているとの情報をいただきました。英国をはじめとする各国のカヌー競技団体の代表が来られるこの場での萩市長自らのトップセールスがキャンプ地誘致の一番の有効策と考え、6月28日から7月2日までの間、スロベニアを訪問することといたしました。
○ この度のスロベニア訪問は、萩市をアピールする最大のチャンスです。2020東京オリンピックキャンプ地誘致に向け、ホストタウンである英国はもとより、他国に対しても阿武川特設カヌー競技場をはじめとした萩市の魅力をPRしてまいりますので、ご理解、ご協力をお願い申し上げます。

7.イージス・アショアについて

○ 去る5月28日、山口県庁において、イージス・アショアのむつみ演習場への配備に関する各種調査結果とそれを踏まえた対策について、原田防衛副大臣から説明がありました。
○ 私は、6月3日に防衛省に出向いて、(1)今回の説明内容について、萩市として独自の検証を行いたいと考えているので、少なくともその検証作業が済むまでは、イージス・アショアのむつみ演習場への配備の最終判断など次の段階に進まないこと、(2)萩市議会全員協議会や住民説明会において、今回の調査結果及びそれを踏まえた対策について、詳細かつ丁寧な住民の立場に寄り添った説明をすること、(3)各種調査終了後も引き続き、地域住民の声に対する窓口としてむつみ現地連絡所を維持すること、以上の3つを防衛省に要請してまいりました。
○ これらの要請に対して、原田防衛副大臣からは「要望に対しては、しっかりと対応する」との回答をいただいたところであり、私としては、今回の要請に対し、防衛省として真摯に対応していただけるものと受け止めております。
○ 今回の調査結果とそれを踏まえた対策について、特に地域住民の方が懸念を示されている水環境や電波の周辺環境への影響などについては、県や外部有識者の協力を仰ぎ、市として具体的な検証を行いたいと考えております。また、今後、この問題に関しては、地域住民の方々の理解が深まるかを注視する必要があると考えております。
○ こうした中、防衛省が公表した秋田市における調査報告書において、事実と異なるデータが記載されていたことが判明したため、
今一度、調査報告書を精査され、信頼の回復に努めていただくよう防衛省に対し申し入れたところです。
○ 市としては、国に対し、地域住民の安心・安全に対する不安、懸念の払拭に向け、住民に寄り添った丁寧な対応に努められるよう、強く求めてまいります。

8.平成30年度各会計の決算概況について

○ まず一般会計につきましては、歳入歳出の差引額が6億
4,411万5千円となり、このうち繰越明許費による翌年度へ繰り越すべき財源が6,603万4千円でありますので、実質収支は5億7,808万1千円となり、黒字決算となりました。
○ 決算内容は、地方交付税のうち普通交付税については、当初予算で見込んでいた公営住宅に係る錯誤措置額を、その後の精査により減額することができましたが、合併特例措置が終了し漸減4年目を迎えたことなどから、地方交付税総額で前年度から約6億1千万円減少し、引き続き一般財源総額が減少する厳しい状況となりました。
そのため臨時財政対策債を発行するとともに、財政調整基金の繰入れ等により対応したところですが、当初予算成立後の財源確保の取組みや予算執行において歳出削減に努めたことなどから、財政調整基金については、当初予算において16億5,030万円の基金繰入金を計上していたものの、3億円の繰入れに留めることができ、同基金への積立もあることから、前年度末残高を維持することができました。
○ 平成30年度各会計の決算状況は別表のとおりです。一般会計及び6つの特別会計において、資金不足の発生もなく決算を行うことができました。
地方財政を取り巻く環境は厳しく、先行きが不透明ですが、行財政改革を着実に進め、財政の健全化に努めるとともに、基本ビジョンの実現に向けて引き続き萩市の政策課題に積極的に取り組んでまいります。

9.東京2020オリンピックキャンプ地誘致について

○ 本定例会冒頭に申し上げましたように、去る6月28日から7月3日にかけて東京2020オリンピックキャンプ地誘致の取組として、カヌースラローム・ワールドカップ第3戦に合わせて、同大会が開催されたスロベニア共和国に出張いたしました。
○ 現地では、まず、日本カヌー連盟役員の紹介により、本市がホストタウン登録をしております英国カヌー連盟に対し、萩市や阿武川コースについて映像等を用いたプレゼンテーションを行いました。
これに対し、キャンプ地選定に際し発言力のある英国カヌー連盟強化部責任者やヘッドコーチからは、「萩がカヌーのトレーニング地として素晴らしいことは、昨年萩を訪問した選手からも聞いている。今回のプレゼンテーションを受け、オリンピック大会直前の調整は十分できると確認できた。今後、選手と共に考えていきたい。」と好意的な受け止めを得ることができました。
○ 続いて、過去のオリンピックにおいてメダリストも輩出した強豪国でもあるスロベニアカヌー連盟に対して、同様のプレゼンテーションを行いました。これは、吉田大使をはじめとする在スロベニア日本国大使館のご協力により実現したものです。
スロベニアカヌー連盟会長からは、「代表選手はまだ決定していないが、本年10月に私たちが萩市を訪問し現地を確認したい。」との発言がございました。
○ このほか、日本カヌー連盟成田会長からブラジルやスウェーデンのカヌー連盟の紹介も受けたところです。
○ 大会期間中の限られた日程ではありましたが、日本カヌー連盟、在スロベニア大使館などのご協力を得て、各国カヌー関係者に萩市の魅力を十分お伝えできたと確信しております。
○ オリンピックキャンプ地として決定するには、各国において今後選考される代表選手の意向など様々な要素があり、楽観することはできませんが、本市在住の足立選手のオリンピック出場を祈念するとともに、関係者一丸となってキャンプ地誘致に努めてまいります。

10.イージス・アショア配備計画に伴う防衛大臣の来県について

○ 7月3日、岩屋防衛大臣が山口県庁を訪問され、本市からは私と横山市議会議長が対応いたしました。
○ 防衛大臣からは、秋田におけるこれまでの説明資料の誤りや職員の不適切な対応、さらには、むつみ演習場の説明資料の記載においても西台の標高をめぐって、混乱を招いてしまったことに対する謝罪がございました。
○ また、今後、西台の標高については、現地で測量を行う意向を示され、その上で、信頼を回復するためにも、正確で丁寧な説明ができるよう誠心誠意取り組みたいとのご発言がありました。
○ 私からは、住民の立場に立って、再度、説明資料や調査報告書を精査され、今後、このようなミスがないようにしていただきたいこと、また、市において調査結果及び検討結果について検証すること、そのために必要なデータを提供していただきたいことを要請いたしました。
○ さらには、少なくとも市の検証作業が済むまでは、むつみ演習場への配備の最終判断など次の段階に進まないでいただきたいと
申し上げたところです。
○ 今後も、国に対し、国の責任において、地域住民の安心・安全に対する不安や懸念の払拭に向け、詳細かつ丁寧な説明を行われるなど、住民に寄り添った対応を求めていく次第であります。