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補聴器選びは慎重に!

印刷用ページを表示する 掲載日:2014年2月28日更新

相談事例

 サングラスを買うためにメガネ店に出向いた際、店員に「左耳が突発性難聴のために耳鳴りがする」という話をした。試にその店で取り扱っている補聴器を着けてみると、耳鳴りが止まったような気がした。店員から勧められ右の耳にも付けたところ、良く聞こえるようになったと感じた。そのまま売り場で、どの補聴器が良いかなどと聞かれ、いつの間にか両耳で50万円の補聴器を買うことになってしまった。後日、やはり高額だと思いキャンセルしたいと伝えたが拒否された。その後、病院で診察を受け、「補聴器はしない方がよい」という診断が出た。解約できるか。(60歳代女性)

アドバイス

   補聴器にはいろいろな種類があり、価格や性能は様々です。購入の際には事前に耳鼻咽喉科を受診し、自分の「聞こえ」の状態などについて相談したり、商品の情報収集をしたりすることが大切です。
   補聴器では、使用する人の聞こえに併せるフィッティングと呼ばれる調整作業が重要になります。購入後も再調整など必要があるため、専門知識・技術を有する販売員がいる店で購入するとよいでしょう。聞こえが十分でない高齢者が、販売員の説明をよく理解しないまま契約してトラブルになることがあります。購入の際は家族など周りの人がサポートしましょう。
 困ったときは、萩市消費生活センター(Tel25-0999)にご相談ください。

                                                                                     消費生活センターイラスト