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医薬品の誤飲事故が増えています!

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年2月3日更新

相談事例1

 娘がよたよたしながら歩いていたため確認したところ、母親の薬が床に置いたままになっており、抗不安剤が1錠減っていた。娘は救急搬送され、胃洗浄などの処置を受けた後、経過観察のため入院した。(1歳 女児)

相談事例2

 息子が、パソコンデスクの棚の上の箱に入れていた父親の薬を取り出し飲んでしまった。床にある箱を踏み台にしてパソコンデスクによじ登り、高さ140センチの棚に手が届いたようだ。医療機関で処置を受けた。(2歳 男児)

 

アドバイス

 医薬品の誤飲は、重篤な健康被害の危険があります。子供は成長過程で、身近なものを何でも口に運ぶ、人を模倣する等の行動特性があり注意が必要です。保管場所に戻し忘れたものを誤飲する例もあります。服用後は速やかに元の場所に片付けましょう。子どもの手の届かない場所に薬を置いても、足場になる物を使い取り出すこともあります。鍵のかかる場所に置く、取り出しにくい容器に入れるなど、重ねての対策を講じましょう。誤飲した場合は、子どもの状態、薬の名称や量などを確認のうえ、必要に応じて医療機関を受診しましょう。

口に物を入れる赤ちゃんイラスト