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ガソリン携行缶の取扱いにご注意ください!

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年6月30日更新

ガソリンは危険物!

ガソリンは燃料として自動車や発電機等に使用され、私たちの生活に身近な存在です。

しかし、小さな火花や静電気等でも火災を起す危険性がある大変危険な物質であることを意識していますか?

【ガソリンの特性】

・引火点は-40℃程度と低く、極めて引火しやすい

・揮発(常温・常圧で気化)しやすく、発生した可燃性の蒸気は空気より約3~4倍重いので低い場所に溜まりやすい

・流動等(容器を激しく揺らす等)の際に発生した静電気が蓄積しやすい

ガソリン携行缶の選び方

灯油用ポリ容器にガソリンを入れて運搬・保管して大丈夫でしょうか?

答えは『No』です!

灯油用ポリ容器がガソリンによって侵され、変形し、ガソリンが漏れる可能性があります。 

ガソリンの携行には性能試験をクリアした金属製容器をお使いください!    

※火災危険が極めて高いため、ガソリンの保管は極力控えましょう。

携行缶

ガソリン携行缶の使用方法

携行缶画像

【給油まで】

1 取扱説明書をよく読み、各部にサビや損傷がないか確認する

2 容器が高温にならない、周囲に火気がない場所に保管する(家電製品にも注意!)

3 静電気に注意する(金属容器をそのまま地面に置くなどして静電気を逃がす)

【給油時】

1 作業場所周辺に火気がないこと、エンジンが停止していることを確認

2 給油口が上向きになるよう平らな場所に置く

3 空気調節ネジをゆっくり緩め、携行缶内の圧力を抜く

携行缶画像

4 給油口のキャップを外す

5 給油口に給油ノズルを取り付ける

6 給油する

携行缶画像

7 使用後はノズルを外し、給油口のキャップ・空気調整ネジを確実に締める 

ガソリン携行缶使用方法チラシ

危険物保安技術協会ホームページ