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と き |
平成19年12月22日(土)〜平成20年4月8日(火) |
ところ |
萩博物館 企画展示室 |
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民俗学者の宮本常一(1907〜81)は、山口県の周防大島の出身です。「旅する民俗学者」と呼ばれ、日本全国を隈なく歩いて各地の生活文化を記録し、一方で離島振興や農林業振興に尽くしました。そhしてその間、何気ない日常の生活に目を向け、10万枚に及ぶ写真を撮影しています。それらの写真群からは、現在、私たちが忘れてしまいそうになっている大切なものが見えてきます。
今回の企画展では、宮本常一によって撮影された1960年代の萩地域の写真群をもとに宮本が萩地域のどのような生活文化に着目したかを読み解きます。
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宮本常一のみた「萩」
「・・・この町の人たちは古くからの生活を崩していないのである・・・」
「・・・いわば進歩に背を向けつづけて生きてきたといってよかった。・・・そこには筋を通して生きようとする気迫があった。・・・」
宮本常一著『私の日本地図13萩付近』より
宮本常一は、見島総合学術調査(1960〜1962)、阿武川ダム民俗資料緊急調査(1968〜1969)にたずさわり、旧萩市、見島、六島、旧川上村、旧福栄村に足跡を残しています。撮影された萩地域の写真は2000枚を越えます。 |
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宮本常一のみた「見島」
「・・・この勤勉と計画性に報いるものがあってもいいはずである。このような生活が時代遅れのものであるとは思わない・・・経済効果をあげることだけが人間の生き方ではないはずである。・・・」 |
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「一日中、子供たちの声が島に満ちていることで、親たちは生きる張り合いをおぼえていた。・・・親たちはみな、子供とともにあることで幸せであり、未来へ夢を託すことができるのである。・・・」
宮本常一著『私の日本地図13萩付近』より |
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■関連イベント |
12月22日(土)、2008年1月19日(土)、2月9日(土)、
3月8日(土)、4月5日(土)
の13:30〜
(約1時間)
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当館学芸員・研究員が展示解説を行います。 |
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※会期や内容は変更する場合があります。ご了承ください。 |
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