よりくるクジラぬりえコンテスト

 過去から現在、そして未来にかけ、萩に最もよくよってきて人々と深い関わりを持ち続けているクジラといえば、ミンククジラとニタリクジラの2種類でしょう。それらはどんな形と色をしていて、どんな餌をどのように食べているのでしょう?また、どのように萩の人々と関わってきたのでしょう?
 さあ、これら2種類のクジラたちのことを調べて、ぬりえに挑戦してみましょう!

 作品づくりの参考として、ミンククジラ・ニタリクジラの特徴や生態、人との関わりなどについての情報を紹介しています。下から好きなバナーをクリックしてご覧ください。
なお、萩博物館内「探Qはぎ博」(無料ゾーン)でもこれらの資料や情報の一部を展示しています。

※動画や資料は一般財団法人日本鯨類研究所の提供によるものです。情報や資料の目的外での無断使用はご遠慮ください。

優秀賞・館長賞を発表いたしました!
>>こちらから
応募作品

 



ミンククジラとは? ニタリクジラはこんなに大きい!
ニタリクジラとは?
食べ物とは?
クジラと萩の人々 おすすめの参考図書
やまぐちのくじらのお話 つながる陸と海のいのち




〔作品を応募された方へ〕
新型コロナ感染拡大に伴う諸事情により審査に関わる作業や手続きが遅れ、 審査結果の発表が3月下旬頃になる見込みです。お待たせし申し訳ございません が、ご理解・ご了承のほどお願い致します。

審査員

加藤先生

加藤 秀弘(かとう ひでひろ)先生

昭和27年(1952)生まれ、神奈川県出身。東京海洋大学名誉教授。一般財団法人
日本鯨類研究所顧問、角島鯨友会名誉顧問、太地町立くじらの博物館名誉館長、石巻おしかホエールランド名誉館長。鯨類学の世界的権威で、特にシロナガスクジラ、ニタリクジラ、ミンククジラ、クロミンククジラ、コククジラ、マッコウクジラなどの生態、形態、資源についての著書、テレビへの出演や雑誌への掲載など多数。
IWC科学委員会委員(運営委員、分科会議長など歴任)ほか。萩博物館では、平成22年(2011)に一般財団法人日本鯨類研究所から寄贈を受けたミンククジラ骨格標本の監修にはじまり、クジラ関係の所蔵標本の研究や学校への出前授業のほか、令和2年(2020)春にマッコウクジラが漂着した時の現場視察や助言などさまざまな形でたいへんご協力いただいている。萩に来られるたび、明倫館近くの風情ある居酒屋で楽しいトークと歌に花が咲く。

 

賞について

優秀賞

優秀賞の受賞者合計9名様にクジラ下敷きをプレゼント!
(一般財団法人日本鯨類研究所提供)

3回の募集期間ごとに部門(幼児・小学生・中学生以上)それぞれ1人ずつ優秀賞を選出します。受賞者には1人につきクジラ下敷き1枚を郵送します

 

募集・展示スケジュール

作品は次のとおり3回に分けて募集し、部門ごとに受賞者を発表し、萩博物館「探Qはぎ博」内で展示します。
1次募集 2021年 12月18日(土)〜12月31日(金)※消印有効
2次募集 2022年 1月1日(土)〜1月31日(月)※消印有効
3次募集 2022年 2月1日(火)〜2月28日(月)※消印有効
展示期間 2021年 12月18日(土)〜2022年3月21日(月祝)
注意事項

※ダウンロードした応募用紙の項目は全て埋めてください

※1人が何度でも応募できます。ただし、一度受賞した方は、次の応募作品からは審査の対象とならず、展示のみとなります

※応募作品は未発表のもの、発表予定でないものに限ります。応募された作品の著作権は主催者に委譲されるものとし、作品は萩博物館HPやSNSなどでも紹介させていただくことがあります

※応募用紙の項目のうち、参加する部門、名前、市区町村名、メッセージ、は応募作品を展示する時に表示します。どの情報もこのコンテストに関すること以外に利用しません

※応募方法は変更・追加する場合がありますので、最新情報をこのHPでご確認ください

※原則として、応募いただいた作品はお返しできません。ただし、特別な事情により返却が必要な方は、最終審査が終わった後の令和4年(2022)4月以降、萩博物館に事前連絡の上お越しいただいた場合に限りご返却します

 

 

ミンククジラとは? ニタリクジラとは?

実物大イラスト垂れ幕 骨格標本


 


ミンククジラはこんなに大きい!

実物大イラスト垂れ幕 骨格標本
実物大イラスト垂れ幕(一般財団法人日本鯨類研究所所蔵)を萩博物館スタッフが持ってみました。まわりにいる人と比べてクジラが大きい!
萩博物館で常設展示中の体長7.51mのオスの骨格標本(平成23年に一般財団法人 日本鯨類研究所寄贈)

 

 

ミンククジラ・ニタリクジラの食べ物は?

クジラたちさまざまな生物や人との関わり(食物連鎖)のイメージ

 

 

 

クジラと萩の人々

実物大イラスト垂れ幕 骨格標本
節分時期の萩市内スーパーマーケットでの販売風景(写真は2012年のもの)
折り込み広告でも山口県の風習としてクジラが掲載されています(写真は2019年のもの)

日本海に面した萩地域では、昔から寄りくるクジラを捕り、その肉を食べてきました。その伝統を引き継いで、萩では今でも学校給食などでさまざまなクジラ料理を食べています。中でもクジラの竜田揚げ、クジラカツ、クジラめし(飯)、クジラカレー、クジラのオーロラソース煮などは、人気メニューとなっています。

また、萩では節分の夜のことを「トシノヨ(歳の夜)」と呼び、一年のふしめ、年の変わり目とされてきました。この時も萩の人々はクジラを食べます。大きなクジラの大きなパワーや生命力をいただいて、元気いっぱいに一年をすごしたいという思いをこめていると考えられています。このならわしは、今も萩や山口県あたりの各地に受けつがれています。


 

 

おすすめの参考図書


クジラのことについて、もっと広く深く知りたい方は次の本がおすすめです。

 

マッコウクジラの自然誌  マッコウクジラの自然誌
 (まっこうくじらのしぜんし)
 著者:加藤 秀弘 (かとう ひでひろ)
 発行:1995年  出版社:平凡社  ページ数:317

マッコウクジラの自然誌  ニタリクジラの自然誌
 (にたりくじらのしぜんし)
 著者:加藤 秀弘 (かとう ひでひろ)
 発行:2000年  出版社:平凡社  ページ数:308

マッコウクジラの自然誌  クジラ博士のフィールド戦記
 (くじらはかせのふぃーるどせんき)
 著者:加藤 秀弘 (かとう ひでひろ)
 発行:2019年  出版社:光文社  ページ数:285

マッコウクジラの自然誌  クジラ・イルカの疑問50
 (くじら・いるかのぎもんごじゅう)
 著者:加藤 秀弘 (かとう ひでひろ)・中村 玄 (なかむら げん)
 発行:2018年  出版社:成山堂  ページ数:157

 

 

 

電子ブック 「やまぐちのくじらのお話」

クジラとゆかりのある山口県より、クジラのことを詳しく知れる冊子が電子ブック。クジラの生態や日本捕鯨の歴史、鯨肉としてのクジラ活用方法など幅広いジャンルを掲載。 さらに、鯨肉を使ったクジラレシピも掲載しており、お家でクジラ料理に挑戦することができます。
※下の「くりっく!」かブック画像をクリックでくじらタウンHPの"資料ダウンロード"ページに移動します。

やまぐちのくじらのお話

 

 

動画 「つながる陸と海のいのち」

クジラの体のつくり、他の生物や人との関係、環境のことなどがまとめられた動画です

※一般財団法人 日本鯨類研究所の提供によるものです。目的外での無断使用はご遠慮ください