No.9 木間青年訓練所(東木間、昭和初期)



木間青年訓練所(東木間、昭和初期)

 青年訓練所は大正15年(1926)、全国各地の尋常高等小学校内にでき、軍事教練による心身の鍛練が最大の目的だった。木間はこの年7月、明倫、椿東、椿、山田、越ヶ浜とともに開設した。16歳から20歳までの青年が対象で、彼らは昼間それぞれ仕事についていたので、授業はほとんど夜学だったという。写真は男子が1人を除いて洋服、女子は全く逆に和服なのが面白い。青年訓練所は昭和10年(1935)、青年学校に引き継がれる。なお、木間の小学校・高等小学校は少なくとも大正初年以来、今と同じ所にあった。