No.10 椿西小学校女子児童の見事な肋木体操(濁淵、昭和初期)



椿西小学校女子児童の見事な肋木体操(濁淵、昭和初期)

 肋木は懸垂、手掛け、足掛けなどの運動をするスウェーデン体操の代表的器械。明治末期に日本にも紹介され、学校体育の中心教材の一つになったが、近年はあまり見られないようだ。今の小学生に一糸乱れない、こんな芸当ができるかどうか。椿西小学校は明治6年(1873)1月8日、わずかな差だが萩で1番早く出来た椿町小と大谷小が同19年(1986)に合併して生まれた。金谷神社前に新しい校舎を建ててのスタートだった。現在地に移転したのは大正3年(1914)である。