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萩博物館収蔵品紹介
 
 
桂小五郎戯画 蘭図
 
 大きく
 
桂小五郎戯画 蘭図
かつらこごろうぎが らんず
     
歴史    
     
田中義一旧蔵品(萩博物館蔵)
1幅
 
時期は不明だが、小五郎が即興で描いたもの。落款には「松菊狂生戯墨」とある。小五郎は「松菊」と号し、「狂生」や「狂夫」などの語を好んで添えた。師の松陰が「狂」の文字をよく使っており、強い影響を受けたことがわかる。「狂」は陽明学の思想で、志を高く持ち、何の虚飾も隠しだてもなく、心のまま率直に行動することをいう。
 
長州男児の肝っ玉
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