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| 宅配便 7 |
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倉江ノ浜でタカラガイを採集中の末武さんと上田さん
当館のタカラガイ調査で初めて採れたアヤメダカラとカモンダカラ(左: 背面; 右: 腹面)
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| 1■2〜3月のタカラガイ調査について |
| 「宅配便4」で昨年12月〜本年1月分のタカラガイ調査の結果を掲載しましたが、今回はそれに続き、2〜3月分を報告します。 |
| 2■カモンダカラとアヤメダカラ |
| 2月13日の調査の際、末武さんが「カモンダカラ」というタカラガイを採集されました。カモンダカラは熱帯西太平洋とインド洋に分布し、日本では房総半島以南の太平洋側と能登半島以南の日本海側から知られています1)。萩でも過去に何度も採集されていますが2)、当館のタカラガイ調査では初めての採集となります。なお、その後2月27日にもカモンダカラの破片を職員が採集しました。 |
| 3■採れたタカラガイの内訳 |
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2〜3月中の調査ごとに採集されたタカラガイの種類と数を、前回の12〜1月分と合わせて整理したのが左下の表です。これまでの調査分を全部合わせて6545個体が採集されたことになりますが、その内訳は「メダカラ」が全体の95%強で圧倒的多数を占め、次いで「チャイロキヌタ」の3%弱、そして残りの10種は合わせてもわずか0.8%です。「宅配便4」でも述べましたが、この海のタカラガイ達の世界が「メダカラ王国」らしいことがさらに浮き彫りになりました。 |
| 4■今後の調査の予定 |
| 今後も月2回ほど小潮の日に調査をおこないます。次回以降の調査の日程は下記の通りですので、朝、調査中の職員を見かけられましたら声をおかけください。
参照文献 |