平成20年 いっしょにやろうよ!農業体験~都市部の中学生が修学旅行で田舎体験!~

1.日時
平成20年6月2日(月曜日) 9時20分~16時10分
2.日程
9時20分 歓迎式( 萩市立むつみ中学校 校庭 )
10時00分 農業体験( 萩市むつみ地域内各農家等 )
水稲、だいこん、トマト、乳牛、林業、農産加工を体験
14時20分 交流会( 萩市立むつみ中学校運動場予定 )
15時50分 お別れ会( 萩市立むつみ中学校 体育館 )
3.主催
むつみ地域農林業体験学習実行委員会
(会長萩市むつみ総合事務所長山本武生)
4.内容
都市部の中学生(大阪市立桜宮中学校3年生生徒:116名)が農村部中学生 (萩市立むつみ中学校生徒:35名)と一緒に各体験コースに別れて、農家の指導で農作業体験や自然散策などを体験し、ふれあいを深めながら田舎をまるごと体感します。
農業体験の内容は、水稲班は田植え(手植え)、だいこん班は収穫作業、トマト班は管理作業、乳牛班は搾乳作業、林業班は間伐作業、農産加工班はそば打ちと豆腐づくりを予定しています。
農業体験終了後は、萩市立むつみ中学校で両校の交流会を実施。両校の生徒で考えた球戯や競技やゲームなどで交流を深めます。
たった一日ですが、農業・農村のありのままを演出し、都市部の人々に飛び込んできてもらう、そんな「地域」をあげての一大イベントが繰り広げられます。
5.そ の 他
今年もプレイベントとして、農業体験学習の前日に、受入農家の山田さんに、桜宮中学校の宿泊先を訪問し、農業体験学習当日の農作業のお話や、田舎にうち解けてもらうための「おまじない」や「エッセンス」を振りまいていただきます。
日時 : 平成20年6月1日(日曜日) 20時から
場所 : 千春楽 (桜宮中学校宿泊先)
講師 : 受入農家代表 山田和男 (農事組合法人 むつみ代表理事組合長)
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【参考】農業体験学習の取組
都市部の学校で、教育の一環として農業体験や自然の大切さを取り入れた学習活動が重要視され、これらを取り入れた修学旅行が模索されはじめていた平成2年頃から、旅行会社や宿泊施設との調整を重ね、平成5年に堺市立上野芝中学校の引き受けを行ったことからこの取組が本格的に始動。
今年で16年目となり、大阪市立桜宮中学校は、平成11年から連続して引き受けており、今年で10年目を迎えるおつきあいです。
【参考】むつみ地域の紹介
むつみ地域は、「農業」を基幹産業とし、肥沃な大地と準高冷な気候条件を活かした良質米をはじめ、県内シェア1位を誇る千石台だいこん、雨よけトマト「桃太郎」などの野菜、及び肉用牛生産の3本柱による複合経営に取り組む中山間地域です。
また、観光資源も豊富で、カブトムシとふれあったり、昆虫を買うことができる「むつみ昆虫王国」や約10万本のひまわりを鑑賞できる「ひまわりロード」、そのほかキャンプ場、いのしし牧場、道の駅など都市農村交流拠点も多く、夏を中心に人がよく訪れるところです。