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平成20年 県内最大の産地「千石台」で、ダイコン出荷が始まりました

印刷用ページを表示する 掲載日:2008年5月29日更新

 県内最大のダイコン産地、むつみ地域吉部の千石台で、春・夏ダイコンの本格的な出荷が始まりました。5月28日、集出荷施設で出発式が行なわれ、生産者やJAの関係者など約80人が、今年初出荷のトラックを送り出しました。
 千石台は標高約500mの高地。昭和21年に開拓され、昭和27年からダイコン栽培を始めました。生産者13人が延べ面積85haを作付けしています。土は「黒ぼく」とよばれ、大昔火山灰が積もってできたもの。水はけがよいが、水分を含んでいるので、ダイコン作りに適しています。
 千石台のダイコンは、肉質が緻密で、みずみずしく、おろしダイコンにすると、口あたりが良く、適度な辛味があり、またおでんにしても煮崩れしにくいことが特徴です。
 今年は、2・3月の天候不順で植え付けが遅れたが、5月に天候が回復し、良い出来とのこと。千石台出荷組合の田村健二組合長は「生産者一人一人が安全安心に万全を尽くして、おいしいダイコンを作りたい」と話しました。
 これから8月上旬まで出荷した後、9月上旬から12月まで秋冬ダイコンを出荷します。山口県内や広島・福岡の大都市に出荷し、今年は出荷量4,100t、3億1,000万円の売り上げを目指しています。

収穫は深夜0時頃から始まり、朝6時頃には作業は終わります
収穫は大変な重労働。作業は深夜0時頃から始まり、朝6時には終わります

フォークリフト

フォークリフトでたくさんの大根を洗浄選別施設へ運びます

選別

形、大きさ、身のつまり等を選別する機械へ送ります
この機械で作業が早くなりました

箱詰め
いよいよ箱詰め

テープカット
テープカットで出発。この日4,300箱(約35,000本)が出荷されました