平成21年 山口あぶトマトの出荷が始まりました
トマトの出荷が始まり、7月1日高俣トマト選果場で出発式が行われました。
会場には、JAや市場関係者、生産者などおよそ100人が集まりました。
山口あぶトマトは、平成17年にJAあぶらんど萩高俣トマト部会とJA山口中央阿東トマト部会が、行政や農協の枠を超えて産地統合してできたブランド名です。
山口あぶトマト部会高俣支部では、6月18日、設立30周年記念式典が開かれました。
高俣地区のトマト栽培は、昭和51年に育苗ハウスを有効利用して「化粧代を儲けよう」を合言葉に主婦4人で始まりました。3年後には高俣雨よけトマト部会が発足し、平成5年には朝日農業賞を受賞、平成17年の産地統合を経て現在に至っています。今でもメンバーのほとんどが女性です。
高俣地区は標高300m以上に位置し、昼夜の温度差が大きく甘味のあるトマトが育ちます。
品種は、甘味の強い桃太郎(エイト、ファイト、サニー)と色が鮮やかで酸味のある麗夏です。
今年は,出荷が1週間遅れ小粒ですが、品質は上々ということです。
畠中俊夫トマト部会長は、「産地全体で減農薬・減化学肥料に務め、生産履歴の記帳や残留農薬の自主検査を実施し、安全・安心なトマトを消費者に安定して届けられるよう取り組んでいます。」と話されました。
今年は、出荷量1,250t、販売金額3億5千万円をめざしています。
11月末まで、県内をはじめ福岡、北九州に出荷されます。
| JAあぶらんど萩高俣支部 | JA山口中央阿東支部 | 計 |
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部会員 | 50名 | 50名 | 106名 |
面 積 | 9.6ha | 5.8ha | 15.4ha |
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