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趣味やボランティアを楽しむ萩暮らし。

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年11月30日更新

千葉県からUターンされた番屋さん

千葉県市川市から萩市にUターンされた番屋さんご夫妻。現在は趣味やボランティアの日々を送っていらっしゃいますが、生活のテンポが合わないなど、いろいろとご苦労もあったようです。ご主人は東京の会社に勤められた後、不動産関係の資格を取得され事業をされていました。順風満帆に進んでいましたが、バブルがはじけて一変。事業に見切りをつけて故郷・萩に帰ることに。平成10年、まずは奥様が一足先に移住。会社の整理を済ませ2年遅れでご主人も移住されました。ご主人は現在66歳。奥様は大阪のご出身ということですが、
番屋さんご夫妻番屋さんご夫妻

萩市のへの移住に抵抗はなかったのでしょうか。
―(奥様)私は萩が大好きだったし、主人の実家もありましたので、すぐに賛成しました。
―(ご主人)私も故郷の萩が好きでしたし、家も有りましたので。また、子どもが無かったこともあり、移住にあたっての障害は特にありませんでした。ただ、私は競争社会で生きてきたので、ずっと萩で過ごした人たちと、なかなかテンポが合いませんでした。たとえばボランティア活動でも、当日になったら予定の半分も人が集まらず、作業がはかどらずイライラするようなこともありました。でも作業の後で、皆と酒を酌み交わしながらワイワイやるのが楽しくて、この頃はのんびりやれるようになりました。

どのようなボランティアをされているのでしょうか。
―(奥様)私も以前は町内会活動などを行っていましたが、今は人形作りに打ち込んでいます。シルバー人材センターの手芸部に入って、そこで人形の作り方を学び、自分なりに作品を作れるようになりました。私の名前を一字付けて「美萩人形」と名付け、市内の観光ホテルや市内外の催し等に出品しています。

萩城郭保存会の活動萩城郭保存会の活動

萩への移住を検討されている方へアドバイスがありましたら・・・。

―(ご主人)観光や盆正月の帰省とは違いますから、あとで後悔しないためにも、萩での生活をしっかりイメージしてから移住してください。萩での就職は、特に中高年には困難です。そのつもりで計画してください。行政も萩市への移住を呼びかけるだけでなく、様々な能力や資格をもった人たちの能力が活用できるような取組みをお願いしたい。現在は肉体作業が主体のボランティア程度しか選択できないような状況です。また、ご夫婦のどちらかが萩出身でない場合は、活動範囲を広げるためにも、しっかりとした目的を持って自分で道を切り開いていくことが必要です。
どうもありがとうございました。ご主人はボランティアだけでなく、趣味の魚釣りも楽しんでおられるようです。また、幕末期の歴史好きな人には、資料が豊富にあるため、当時の動乱の様子が手に取るようにわかりますよ、とおっしゃっていました。

奥さんの作られた美萩人形奥さんが作られた美萩人形

※「先輩からの声」のページ作成にあたっては、21はぎ市民会議 情報部会の会員の皆様にご協力いただいています。