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粗品をきっかけに通っていたら、2ヶ月で500万円の契約

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年6月2日更新

相談事例

 「商品の宣伝を聞いて無料で粗品がもらえる」と知人に誘われ、会場に出かけた。販売員の話が楽しく、何度か通っていたら、2カ月の間に、布団や磁気治療器、下着などの購入を次々に勧められ契約してしまった。自分だけ小部屋に呼ばれたりして、断りきれずに買ったこともある。購入時は頭金の支払いだけなので、高額だという意識はなかったが、「場所を移転する。残額を支払って」と言われて初めて、総額が500万円以上だと分かった。生命保険を解約し、貯蓄と併せて支払った。商品を返品するので返金してほしい。(80歳代 女性)

 アドバイス

   「粗品がもらえる」「販売員の話が楽しい」などの雰囲気にひかれて、数カ月も会場に通い続け、その間に次々と高額な商品を契約させられてしまう、新たな手口のSF商法(睡眠商法)の相談が寄せられています。
   個別に声をかけられ勧誘を受けると、断るのが難しくなります。粗品や楽しい話につられて、会場に近づかないことが第一です。
   長期間通い続けることで、販売員との間に親しい関係性が構築され、断りにくい心理に陥ります。販売員の親切は、契約させるための手口です。家族や周りの人も気を配りましょう。
   困ったときは、萩市消費生活センターにご相談ください。

                                                                             催眠商法イラスト