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染毛剤による皮膚炎が起きています

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年11月26日更新

事例

 同じ染毛剤を使って、すでに2回毛染めをしている。自宅で3度目に使用したところ、目が開かないほど顔面が腫れ、1週間仕事を休んだ。メーカーに相談すると、セルフテストをしたかと聞かれたが、説明書の字が小さくて内容を判読できなかった。(60歳代 男性)

アドバイス

 ヘアカラーリング剤のうち、医薬部外品である酸化染毛剤(ヘアカラー、ヘアダイ、白髪染め等と呼ばれる)は、その主成分でアレルギー性の皮膚炎を起こしやすいことが知られています。
 軽微なかゆみや痛みを無視して毛染めを続けるうちに、重篤な症状が現れることもあります。染毛剤を使用する際には、必ず毎回、事前にセルフテスト(商品には「皮膚アレルギー試験(パッチテスト)」と記載)を行う事が大切です。
 これまで染毛剤を使用して異常を感じたことのない人でも、突然アレルギーを起こすことがあります。異常を感じた場合は、すぐに使用を止め、医療機関を受診しましょう。

                                                                                                                     消費生活センター