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葬儀の料金トラブルに気を付けて

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年2月9日更新

事例

 義父が突然亡くなり、病院からすぐに遺体を引き取るように言われ、電話帳に広告を出している葬儀社へ連絡した。遺体を運んでもらうと、そのまま葬儀プランについて話し合った。「家族葬でお願いしたい」と伝えたが、一般葬を強く勧められ、最後は精神的な疲れもあり、根負けして約150万円の契約をした。葬儀は終わったが、お金が無く費用を支払うことが出来ない。(60歳代 女性)

アドバイス

 葬儀は突然必要になる上、身近な人との死別の悲しみにより、冷静に対応することが難しい状況にあります。また、葬儀で提供されるサービスは種類も複雑であるため、業者との打ち合わせは、親族など複数で行うことが大切です。
 見積書の請求に応じ、丁寧な説明をしてくれる葬儀会社を選びましょう。葬儀会社に予算や希望をはっきりと伝え、納得できるまで相談や打ち合わせを行います。特に、参列者の人数によって増減する項目には注意が必要です。
 もしもの時に慌てることがないように、可能であれば、生前に家族と相談し、葬儀について情報収集しておけば、冷静に対応できます。
 困ったときには、萩市消費生活センターまでご相談ください。

                                                                                 葬儀イラスト