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耳掃除中の事故にご用心

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年6月7日更新

事例1

 綿棒を耳に入れて遊んでいたところ、ソファで横になったときに奥に入れてしまい、鼓膜に穴が空いた。(当事者:2歳 女児)

 

事例2

 子どもの耳掃除をしていた際、子どもが動いたため耳かきが奥に入ってしまい、耳の中に傷が付いた。(当事者:4歳 女児)

 

アドバイス

 乳幼児が大人の真似や遊びで耳掃除をして、耳を傷つける事故が起きています。乳幼児の手が届く場所には、耳かき棒や綿棒を放置しないようにしましょう。
 子どもの耳掃除をする際には、子どもに動くと怪我をする恐れがあることを良く理解させ、安定した姿勢・場所で行うことが大切です。
 耳垢は、耳の入り口のほうへ自然に押し出されてきます。耳掃除は、入り口から1センチ以内の見える範囲にとどめましょう。 耳掃除による怪我により、後遺症が残ることもあります。怪我をした場合は医療機関を受診しましょう。