室内でも熱中症予防を心がけましょう
印刷用ページを表示する 掲載日:2016年6月14日更新
事例1
家族が14時過ぎに帰宅すると、室内の冷房が止まっており、高齢の母親がベッドの上でけいれんし意識が無かったため、救急車を呼んだ。(当事者:90歳代 女性)
事例2
訪問介護に行ったところ、蒸し暑い室内で被介護者が倒れていた。意識が無かったので救急車を呼んだ。(当事者:80歳代 女性)
アドバイス
高齢者は室内で熱中症になるケースが目立ちます。エアコンや扇風機を上手に使用して、高温多湿にならないよう注意しましょう。
高齢者は厚さやのどの渇きを感じにくくなっているため、自覚が無いまま重症となる傾向があり、よりいっそうの注意が必要です。
喉が渇いてから水やお茶を飲むのではなく、あらかじめ時間を決めるなど、ルールを決めて意識的に水分を取るようにしましょう。
熱中症を疑う症状がある場合は、涼しい場所に移動させ、衣服を緩めて体を冷やし、水分と塩分を与えるようにしましょう。意識が無い場合は救急車を要請しましょう。