骨折も！買い物中の転倒に注意

事例１

　大雨の日にコンビニの入り口にあるマットの上で一歩右足を踏み出したとき、マットが滑って止まらなかったため、左ひざをついてしまった。その際、バキッと音がした。救急車で搬送され、翌日手術した。左ひざ骨折の重傷だった。（７０歳代　女性）

事例２

売り場の通路に放置された商品の補充に使われる台車の後輪部分を踏んで転倒し、救急車で運ばれた。腕を骨折していた。（６０歳代　女性）

アドバイス

店舗や商業施設での買い物中に、滑る・つまずく等による転倒事故が起きています。特に、高齢の女性の事故が多く、高齢になるにつれて骨折などの治療期間が１ヶ月以上の怪我となるケースが目立ちます。　雨の日の店舗入り口は床が濡れており、滑りやすいです。鮮魚コーナーや冷凍ケース等の周辺なども、床が濡れていることがあるので気をつけましょう。
　買い物中は商品に気を取られがちですが、段差や床に置かれた台車や商品等につまずかないようにし、足元や周囲に注意を払いましょう。床が濡れている等、危険だと感じたときは、お店の人に申し出て、安全策をとってもらうようにしましょう。