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天保7年〜明治26年(1836〜1893)
 明治時代の大蔵官僚。遠藤彦右衛門(ひこえもん)の子として生まれた。
 文久3年(1863)英国へ密航留学した。慶応2年(1866)に帰国後、藩主毛利敬親(たかちか)・元徳(もとのり)父子と英国艦隊司令官キング提督との会見で通訳を行うなど、外交官的な役割を果たした。
 維新後は明治政府に仕官し、造幣権頭へ昇進。明治14年(1881)大阪の造幣局長となり、外国人技師に頼らずに洋式新貨幣の鋳造に成功した。また局内の桜並木を「桜の通り抜け」として開放した。
 
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