長州ファイブ英国渡航160年記念シンポジウムⅠ
文久3(1863)年、のちに「長州ファイブ」と称えられる井上馨・山尾庸三・井上勝・伊藤博文・遠藤謹助は、日本が欧米列強の植民地化の危機にあった幕末期、国禁を破って命がけで英国へ渡り、帰国後は日本の近代化・工業化の舵取りとしてそれぞれの道で顕著な功績を残しました。
今年は、長州ファイブが英国渡航を果たして160年の節目の年となります。
これを記念し、公益財団法人上廣倫理財団のご協力により、長州ファイブの功績を紹介するシンポジウムを開催いたします。
概要
■日時 令和5年7月22日(土) 15時~17時
■会場 萩博物館 講座室
■主催 萩市・萩市教育委員会
■特別協力 公益財団法人上廣倫理財団
■後援 山口日英協会
■次第 15:00 開会
15:15~ 歴史講座
16:25~ 長州ファイブジュニア出発式
17:00 閉会
■参加費 無料(要事前申し込み)
■申込方法 企画政策課(0838-25-3342)へお申し込みください。
歴史講座
■演題 西洋を見た人、見なかった人 -明治政府の担い手と海外経験-
■講師 東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授 鈴木 淳 先生
専門は日本近代史。研究テーマは明治期の技術者と機械。
著書『維新の構想と展開』(講談社学術文庫)、編著『経済の維新と殖産興業』(ミネルヴァ書房)ほか。
長州ファイブジュニア出発式
萩市では、国際的視野を広げるとともに語学力の向上と文化的な交流を深めることを目的とし、市内の中学生を長州ファイブジュニアとして英国へ派遣しています。
出発式では、英国に派遣される中学生5名の決意表明を行います。