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配偶者や恋人からの暴力(DV、デートDV)

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年10月1日更新

 DV(ディーブイ、ドメスティック・バイオレンス)は、配偶者や恋人等親密な間柄の人から一方的に受ける暴力のことで、心と体を傷つける重大な人権侵害で許されない犯罪行為です。

これらはすべてDVです(身体的な暴力だけがDVではなく、様々な暴力があります)

●身体的暴力 ・殴る ・蹴る ・突き飛ばす ・髪の毛を引っ張る ・押さえつける ・首をしめる ・物を投げつける など

●精神的暴力 ・怒鳴る、馬鹿にする ・無視をする ・脅す ・刃物を出す ・あなたが大切にしている物を壊す ・自殺をほのめかす など

●性的暴力 ・無理やり身体を触る ・望まないセックスや行為を強要する(合意のない性行為) ・避妊に協力しない ・裸の写真を撮る・嫌がるのにアダルトビデオを見せる など

●経済的暴力 ・生活費を渡さない ・自由にお金を使わせない ・働きに出ることを禁ずる ・無理やり働かせる・家計の責任をあなた一人に背負わせる ・借金の強要 など

●社会的暴力 ・友人や身内との付き合いを制限する ・自由に外出させない、外出を許可しても帰ってから文句を言う ・浮気を疑う、激しい嫉妬・行動をチェックする ・スマホをチェックする など

●子どもを利用した暴力 ・子どもの前であなたに暴力をふるう(児童虐待になります) ・子どもに危害を加える ・子どもを取り上げようとする・子の前であなたを非難する ・子どもとあなたが仲良くするのを嫌う など

暴力のサイクル

イライラ … イライラし、緊張が高まる
  ↓↑
  爆発 … 怒りがコントロールできなくなり、暴力をふるう
  ↓↑
やさしい … 「二度としない」と謝ったり、優しくなったりする

※ これを何度も繰り返し、暴力がエスカレートします。また、繰り返すことにより、自分が被害にあっていることに気づくのが遅れる場合があります。

暴力は、仕事のストレスやお酒のせい?

 DVの加害者に、一定のタイプはなく、性別・年齢・学歴・職業・収入には関係ありません。また、ストレスや飲酒などには関係なく起こります。お酒を飲んでいるから仕方がないということはありません。

DVから、なぜ逃げないの?

 離婚後の子育てや経済的自立の不安から我慢しているケースが多くあります。また、これまで築いてきた人間関係のことを考えて、決断できないこともあります。
 長期的にDVを受けている場合は、異常な現状に気づかなかったり、恐怖(逃げたらひどい目にあうかもしれない)と無力感(離れられない、誰も助けてくれない)から、正常な判断ができなかったりします。
 しかし、自分らしさを取り戻すことは大切なことです。

愛しているから暴力をふるう?

 「愛しているから暴力をふるう」というのは、言いわけであり、本当の愛情ではありません。本当に愛している人を傷つけたりはしません。
 また、行き過ぎた束縛も相手の気持ちを考えずに自由を奪う行為であり、もはや愛情とは言えません。

DVは性別にかかわらず起こります

 DVは「男性から女性に向けての暴力」という印象があるかもしれませんが、実はそうではありません。女性から男性に向けた暴力、いわゆる「逆DV」と呼ばれるケースも増えています。DVを受けている男性が相談に行かない理由は、「周りに知られたら恰好が悪い」「男なんだから我慢」などさまざまです。

 また、LGBTs等の間でもDVは起こります。性別に関係なく認識を深める必要があります。

面前DVとは?

 親が子どもに暴力を見せることは、児童虐待(面前DV)になります。暴力を直接受けていなくても、目撃することで恐怖と緊張感をもたらし、不眠や頭痛などの身体症状や、人との関わり方が難しくなり、引きこもりや問題行動等を引き起こすこともあります。
 また、暴力を見ることによって、それが学びとなり、暴力の連鎖が起こることもあります。子どもが愛情を受け、安全で安心した生活を送ることは、とても大切なことです。

もし、DVの相談を受けたり、DVに気づいたら…

 話をじっくり聞き、まずは「あなたは悪くない」ということを伝えましょう。決して被害者を批判したり、あなたの意見を押し付けたりしないようにします。さらに我慢させるようなことは言わないよう気を付けてください。そして、相談機関へ相談することをすすめましょう。相談された内容を他の人に話すことは厳禁です。

もし、あなたがDVの被害にあったら…

 一人で解決しようとしないで、あなたが信頼する相談しやすい人に相談しましょう。その時は、相談したことを相手に知られないようにします。相談することは大切なことです。一人で悩まず、相談機関に相談してください。

女性相談窓口

 女性相談窓口では、配偶者や恋人からの暴力(DV、デートDV)や女性が抱えるさまざまな悩みについて、相談できます。相談することで、一人では気づくことが出来なかった解決方法が見つかる場合や必要があれば専門の相談機関を紹介することができます。ご相談は無料で秘密は守られますので、一人で悩まないでお話しください。(DV、離婚、養育費、面会交流、ハラスメント、LGBTs…)

■相談時間 月曜日~金曜日(祝日、年末年始は除く) 午前8時30分~午後5時15分

■相談電話 0838-25-3366

※予約をいただければ、休日や時間外でも相談できます。(メールでの日時の予約も可能)

関連パンフレット

【DVパンフレット】 DVパンフレット [PDFファイル/733KB]

DVパンフレット表

DVパンフレット裏

 

【萩市女性相談窓口パンフレット】 萩市女性相談窓口パンフレット [PDFファイル/666KB] 

萩市女性相談窓口パンフレット

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