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ハンセン病元患者家族に対する補償金制度について

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年8月14日更新

ハンセン病とは

 ハンセン病とは、「らい菌」に感染することで起こる病気です。

 現代においては感染することも発病することもほぼありませんが、感染し発病すると、手足などの末梢神経が麻ひし、汗が出なくなったり、痛い、熱い、冷たいといった感覚がなくなることがあり、皮ふにさまざまな病的な変化が起こったりします。また治療法がない時代は、体の一部が変形するといった後遺症が残ることがありました。

 かつては「らい病」と呼ばれていましたが、明治6年(1873年)に「らい菌」を発見したノルウェーの医師・ハンセン氏の名前をとって、現在は「ハンセン病」と呼ばれています。

ハンセン病元患者家族に対する補償金制度

 令和元年(2019年)11月15日に、議員立法により「ハンセン病元患者家族に対する補償金の支給等に関する法律」(令和元年法律第55号。以下「法」という。)が成立し、同年11月22日に公布・施行されました。

 この法の前文では、ハンセン病の隔離政策の下、ハンセン病元患者家族等が、偏見と差別の中で、ハンセン病元患者との間で望んでいた家族関係を形成することが困難になる等長年にわたり多大の苦痛と苦難を強いられてきたにもかかわらず、その問題の重大性が認識されず、これに対する取組がなされてこなかった、その悲惨な事実を悔悟と反省の念を込めて深刻に受け止め、深くおわびする旨が述べられています。

 この法に基づき、対象となるハンセン病元患者の御家族の方々に対し補償金が支給される制度があります。

 請求書の提出や請求に関するご相談・制度の詳細については、下記の厚生労働省のホームページをご参照いただくか相談窓口にご連絡ください。

厚生労働省 問い合わせ先(補償金相談窓口)

 電話番号:03-3595-2262
 住所:〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2 
     厚生労働省健康局補償金担当宛て
 メールアドレス:hoshoukin@mhlw.go.jp
 受付時間 :10時00分~16時00分 
 (月曜日から金曜日。土日祝日、年末年始を除く。)