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救急医療の適正利用にご協力を

印刷用ページを表示する 掲載日:2022年9月5日更新

救急医療の現状

救急医療とは、突然の病気・けが・中毒など、「急を要する」患者さんに対する医療のことです。
しかしながら、「昼間は仕事があるから」「夜の方が空いているから」等の理由により、緊急性のない軽症の患者さんが休日や夜間に病院の救急外来を受診するコンビニ受診の増加により、緊急性の高い重症の患者さんの治療に支障をきたすケースがあります。こうしたケースが増加すると、救急医療を担う医師や医療スタッフの負担をますます重くし、地域の救急医療体制が維持できなくなる恐れがあります。
ご自身が万が一急病になったときなどに、安心して救急医療が受けられるように、救急医療の適正利用にご協力をお願いします。

救急医療のしくみ

救急医療は、病気やケガなどの程度によって一次救急、二次救急、三次救急に分けられます。

一次救急

一次救急は、入院を必要としない、外来で対処できる軽症の方が対象です。
平日の夜間は在宅当番医、休日は休日急患診療センターが一次救急に対応しています。夜間・休日当番医は、広報はぎ「情報カレンダー」に掲載しているほか、消防テレフォンサービス(0838-25-7474)でも案内しています。

夜間・休日当番医(萩市医師会ホームページ)

二次救急

二次救急は、入院治療が必要な方が対象です。
萩医療圏は、市内の二次救急病院が輪番制で対応しています。
※須佐・田万川地域は、益田医療圏の二次救急病院が対応しています。

三次救急

三次救急は、二次救急では対応できない高度な医療を必要とする方が対象です。
萩医療圏には対応する病院がありませんので、市外の病院が対応しています。

お願い

救急医療は急を要する患者さんのためのものです。症状が緊急性がない比較的軽症な場合は、休日や夜間ではなく、通常の外来での受診をお願いします。
通常の診療時間内は検査や投薬などもスムーズに受けられます。一方で、休日や夜間の診療は、あくまで緊急事態に備えた少人数体制で応急処置しか対応できません。
体調が悪いときは早めに通常の外来での受診をお願いします。

重症か軽症かわからないとき

「重症か軽症か」、「急ぎかそうでないか」などを判断することが難しいときは、「萩・阿武健康ダイヤル24」電話0120-506-322(24時間年中無休、通話料・相談料無料)に電話して相談してください。

相談

こんなときは迷わず「119」へ!
●意識がない。またはもうろうとしている。
●呼吸や脈が不規則または停止している。
●多量の出血がある。
●けいれんやひきつけが治まらない。
●激しい頭痛・胸痛・腹痛などの痛みがある。
●明らかに重症と思われるとき。

救急車を呼ぶ