1.内容

 萩博物館では、従前より地域に密着した博物館活動を展開していますが、平成17年度も市民参加で以下の各種ワークショップを実施します。

@「ツバメがすむ『まち』」事業は、

私たちにとって大変身近な鳥であるツバメの生態について、小中学生といっしょに調査記録し明らかにするものです。ツバメの観察、ツバメの巣の分布図作成、ツバメと人との関係調査等を通じ、江戸時代の都市であった萩の「まち」の自然について、その特徴を浮き彫りにします。

A「タカラガイ調査」事業は、

萩市倉江の浜において、年間通して定期的にタカラガイの貝殻を採集し、萩の海の特徴と環境変化を調べるものです。タカラガイは、暖かい海に面する萩地域では27種が記録されています。近年、市民参加の観察会等で日本海側新発見2種が加わりました。市民の皆さんとの調査成果は、萩博物館の市民参加展示に反映させていく予定です。

B「萩の海藻おしば教室」事業では、

  浜辺に漂着した海藻を採集した後に、博物館で海藻おしばアートを作ります。市民の皆さんと、萩の海に親しむとともに、その特徴に注目するきっかけ作りを行います。

2.開催日等


  @「ツバメがすむ『まち』」
と き
平成17年5月21日(土) 午前9時30分から
  (年間6回程度開催)
ところ
萩博物館講座室、萩市内
内 容
ツバメの観察、ツバメの巣の分布調査
対 象
小学校4年生以上(保護者も参加できます)
持参品
水筒、筆記用具など(野外活動ができる服装でご参加下さい)
定 員
20名

 

 A「タカラガイ調査」
と き
平成17年5月22日(日) 午前10時〜正午
  (小雨実施)
ところ
倉江の浜
集合場所
倉江の浜駐車場
内 容
浜辺でのタカラガイ採集とタカラガイについての学習
対 象
中学生以上
持参品
買い物袋2枚、帽子、野外活動のできる服装、運動靴(サンダルは厳禁)
定 員
20名(申し込み順)

 

 B「萩の海藻おしば教室」
と き
平成17年5月22日(日) 午後1時〜4時
  (小雨実施)
ところ
倉江の浜
集合場所
倉江の浜駐車場
内 容
浜辺に漂着した海藻を採集した後、博物館で海藻おしばアート制作
対 象
小学校4年生以上(小学生は保護者と参加してください)
持参品
買い物袋2枚、帽子、濡れても良い服と靴(サンダルは厳禁)
材料費
100円程度
定 員
20名(申し込み順)

 

※以上、いずれも主催は萩博物館です。
※申し込み・問い合わせは萩博物館(Tel. 0838−25−6447)へ



 

ワークショップ(「ツバメがすむまち」、「タカラガイ調査」、「海藻おしば教室」)
の実施について

(2005年5月11日記者発表)