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地域産業振興構想の策定について

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年12月20日更新

地域産業振興構想を策定しました。~産業振興による活力とにぎわいあふれるまちを目指して~

 萩市の活力ある発展のため、その重要な基盤である本市の産業全体を構想検討の対象として、概ね10年後をゴールとする産業の将来像を掲げ、その将来像を目指した産業政策の方向性・戦略、さらには市民、企業、行政が一体となって進める産業振興の指針として「地域産業振興構想」を策定しました。

地域産業振興構想の策定にあたって

地域産業振興構想とは

 「萩市基本ビジョン」が掲げる『暮らしの豊かさを実感できるまち』というめざすまちの姿に込められた「産業に活力があり、雇用が生まれ、人が集まり、元気なまちにしたい」という私たちの願いを実現するため、本市の産業振興施策を計画的に推進していくための指針となるものです。

計画期間

 計画期間は、2018(平成30)年度を初年度とし、2027年度までの10年間です。

現状認識と今後の展望

社会環境の変化

 社会経済環境の変化について、以下の5つの要因を挙げ、これらの変化への対応という視点を、各方針の内容に取り入れました。
(1)人口の減少・少子高齢化の進展
(2)成熟社会の到来
(3)情報化と技術革新への対応
(4)経済社会のグローバル化
(5)持続可能な自治体運営の推進

市内産業の特性と課題

 統計資料等をもとに、事業所や従業者数の推移、業種別構成、地域外から外貨を獲得している産業の現状を示し、企業調査等から、本市の強みや課題として挙げられた項目を記載しています。
(1)本市産業の現状 ~データから見る現状~
(2)本市の強み
(3)本市の弱み・課題

萩市産業の将来像とその実現に向けて

産業活力あふれるまちづくりに向けた基本方針

 萩市基本ビジョンの基本方針のひとつである「産業活力があふれるまちづくり」を実践するために、次の7つの基本方針を掲げ、取り組むこととしています。

【基本方針1】大地と海の恵みを未来へつなぎ、持続的で力強い農林水産業を推進する
(施策の方向性)
・一次産業の稼ぐ力を伸ばす
・一次産業の稼ぐ力を支える基盤づくり
・林業を支える循環型森林経営の推進

【基本方針2】受け継がれる技能・技術を新たな価値の創造につなぎ、個性がひかり、市場を勝ち取る事業を育てる
(施策の方向性)
・未来に向けて挑戦する企業支援
・新たな企業立地や事業拡大への対応
・企業に対するワンストップの総合支援機能を整備

【基本方針3】「ゆったり・じっくり観光」といった滞在型・体験型の観光コンテンツの充実により、新たなまちの魅力を創る
(施策の方向性)
・インバウンド誘致への対応
・豊富な食資源等を活用した魅力創出
・高規格幹線道路等の整備促進

【基本方針4】多様な働き方を応援し、社会でイキイキと活躍できる環境づくりを推進する
(施策の方向性)
・仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)に向けた取組
・多様化する働き方を支える雇用の受け皿づくりの推進

【基本方針5】チャレンジマインドの醸成と起業・創業、新分野への進出など市民や企業のチャレンジを支える基盤を構築する
(施策の方向性)
・起業・創業、新事業展開の推進
・ローカルベンチャーを生み出す地域エコシステムの構築
・先駆的な取組の推進

【基本方針6】消費者に支持され、愛される「萩ブランド」を市民とともに育て、まちの魅力を高める
(施策の方向性)
・地域ブランド「萩ブランド」の再構築
・地域ブランドの維持・管理

【基本方針7】付加価値創出の源泉となる人材力を強化する
(施策の方向性)
・次代を担う若者の育成
・個人の柔軟な働き方を支えるための環境づくり
・人材の誘致

構想の着実な推進に向けて

推進体制と進行管理について

 PDCAサイクルを取り入れた、施策・事業の進捗状況や効果についての客観的な評価・検証、必要に応じた軌道修正など、産業戦略本部において総合的な進行管理を行います。

その他の配慮事項

1 情報発信
2 内部推進体制
3 外部機関等との役割分担
4 国県等からの資金獲得の努力