萩開府420年記念 長州ファイブシンポジウム
文久3(1863)年、のちに「長州ファイブ」と称えられる伊藤博文・山尾庸三・井上馨・井上勝・遠藤謹助は、日本が欧米列強の植民地化の危機にあった幕末期、国禁を破って命がけで英国へ渡り、帰国後は日本の近代化・工業化の舵取りとしてそれぞれの道で顕著な功績を残しました。
萩市では、公益財団法人上廣倫理財団のご協力により、次代の萩市を担う中学生を長州ファイブが学んだ英国に、長州ファイブジュニア(5名)として派遣します。
この度、萩開府420年を記念した歴史講座とあわせて、今年度英国語学研修に参加する長州ファイブジュニアの出発式を行います。
概要
■日時 令和6年7月20日(土) 14時~16時
■会場 萩・明倫学舎 3号館 交流室
■主催 萩市・萩市教育委員会
■特別協力 公益財団法人上廣倫理財団
■次第 14:00 開会
14:15~ 歴史講座
15:25~ 長州ファイブジュニア出発式
16:00 閉会
■入場料 無料(要事前申込)
■申込方法 企画政策課(0838-25-3342)へお申し込みください。
歴史講座
■演題 密航留学から日本の近代化へ-長州ファイブの軌跡から学ぶこと-
■講師 柏原 宏紀 先生(関西大学経済学部教授)
1978年大阪府生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。同大学大学院法学研究科後期博士課程修了。
博士(法学)。専門は日本経済史・政治史・行政史。
著書『工部省の研究』(慶應義塾大学出版会)、『明治の技術官僚~近代日本をつくった長州五傑』(中公新書)など。
長州ファイブジュニア出発式
出発式では、7月28日~8月13日に英国へ派遣される中学生5名の決意表明を行います。