世界文化遺産登録10周年記念・萩市合併20周年記念「歴史講座・長州ファイブジュニア出発式」
日本が欧米列強の植民地化の危機にあった幕末期の文久3(1863)年、のちに「長州ファイブ」と称えられる伊藤博文・山尾庸三・井上馨・井上勝・遠藤謹助は、国禁を破って命がけで英国へ渡り、帰国後、日本の近代化・工業化の舵取りとしてそれぞれの道で顕著な功績を残しました。
萩市では、公益財団法人上廣倫理財団のご協力により、次代の萩市を担う5名の中学生を長州ファイブが学んだ英国に、長州ファイブジュニアとして派遣します。
この派遣に先立ち、世界文化遺産登録10周年記念・萩市合併20周年記念事業として、長州ファイブのひとりである伊藤博文に関する歴史講座と、英国語学研修に参加する長州ファイブジュニアの出発式を開催します。
概要
■日時 令和7年7月19日(土) 14時~16時
■会場 萩博物館 講座室
■主催 萩市・萩市教育委員会
■特別協力 公益財団法人上廣倫理財団
■次第 14:00 開会
14:15~ 歴史講座
15:25~ 長州ファイブジュニア出発式
16:00 閉会
■入場料 無料(要事前申込)
■申込方法 企画政策課(0838-25-3102)へお申し込みください。
歴史講座
■演題 海を見ていた人―伊藤博文の描いた国のかたち
■講師 瀧井 一博 先生(国際日本文化研究センター教授)
1967年福岡県生まれ。京都大学法学部卒業。同大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得。同大学博士(法学)学位取得。
専門は国制史、比較法史。2024年紫綬褒章受章。
著書に『伊藤博文-知の政治家』(中公新書)、『大久保利通-「知」を結ぶ指導者』(新潮選書)など。
長州ファイブジュニア出発式
出発式では、7月28日~8月13日に英国へ派遣される中学生5名の決意表明を行います。