萩ふるさと学習コレクション
萩市内の小中学校の児童・生徒が、「ふるさと学習」で学び、体験し、発表等を行った取組について、「萩ふるさと学習コレクション」としてデータベースに登録し、情報発信することで、ふるさと萩市に誇りと愛着をもつ子どもを育てるとともに、地域に学び地域とともにある学校づくりや萩まちじゅう博物館の推進を図ります。
実施主体
萩ふるさと学習コレクション実行委員会
実行委員会の構成
萩市小学校校長会、萩市中学校校長会、萩市PTA連合会、萩市教育委員会学校教育課、特定非営利活動法人NPO萩まちじゅう博物館、萩市まちじゅう博物館推進課
萩ふるさと学習の定義
萩で育つ子どもたちが、「ふるさとで学ぶ」「ふるさとを学ぶ」ための体験的な学習
主に総合的な学習の時間、生活科、社会科、理科などの分野の学習
企画の発端について
2011年度に開催された「萩・維新塾2011 Haginnovation(ハギノベーション)『論』」において、萩の若者たちによる萩のまちづくりの検討の結果、「萩の未来を元気にする提案」の一つとして発表された「総合学習もったいないプロジェクト」を発端としています。
「総合学習もったいないプロジェクト」の概要
萩に住んでいても、萩から離れた場所で暮らしていても、萩のことを語れない場合が多いことを実感する若者達がいる。一方、市内小中学校では、地元を誇りとする教育:ふるさと学習(総合学習)が実施されており、その成果物は「子どもたちが子どもたちに伝えるためのもの」つまり、大人にとっても非常に分かりやすい資料であると考えられる。しかし、現状は校内発表・校内掲示後は保管され、一般の目に触れることは少ない。これで終わらせるにはもったいないのではないか。
そこで、将来わたり、萩を活性化していくためには、萩に愛着のある若手人材を常に育成していくことが必要であると考え、萩市内各小学校で行われている総合学習を活用し、小学生の萩への郷土愛を更に深めるとともに、研究結果を「総合学習もったいないプロジェクト連絡会議(仮称)」において情報共有し、萩まちじゅう博物館のコンテンツの充実、情報発信の強化につなげるというもの。