イラン国ゲシュム島からのJICA本邦研修参加者の萩市表敬訪問について
萩まちじゅう博物館や萩ジオパーク構想の取組などを視察
イラン国ゲシュム島から、研修員8名(行政官及び民間事業者)が来日し、萩まちじゅう博物館の取組や萩ジオパーク構想の推進等による持続可能な地域づくりなどについて、萩市において実地に研修を行うに当たり、次のとおり表敬訪問があります。
今回の研修は、JICA(独立行政法人国際協力機構)の『イラン国ゲシュム島の「エコアイランド」構想による地域のための持続可能な開発計画策定プロジェクト』(2015年11月~2018年11月)の一環として実施されるものです。萩市のほかに新潟県糸魚川市(ユネスコ世界ジオパーク)や沖縄県東村(エコツーリズムによる観光開発)でも研修が行われます。
ゲシュム島は、ホルムズ海峡にある約1,700平方キロメートルの大きな島で、人口は約13万人です。島の一部が重工業や観光業用の自由特区(イラン国内で6か所。15年間の免税等あり。)に指定され、貿易・経済の拠点となっているほか、石油・ガス田も有しています。また、島内のジオパークは、本年5月、ユネスコの正式プログラムの一つである世界ジオパークネットワークへの加盟が承認されています。
1.日時
平成29年9月25日(月曜日) 午後1時~1時30分
(1)開会 (2)萩市長から歓迎あいさつ(記念品贈呈) (3)研修員代表あいさつ (4)出席者紹介 (5)プロジェクトの概要説明 (6)記念撮影 (7)閉会
2.場所
3.研修参加者
4.萩市での研修日程
5.研修の概要
(1)研修コース名:日本におけるエコツーリズム実施体制と地域マーケティングを学ぶ
(2)研修目標:ゲシュムにおけるエコツーリズム及びマーケティング実施体制を策定する。
(3)研修項目:(1)エコツーリズムの推進、実施における国の役割及び官民の連携、役割分担を学ぶ。
(2)エコツーリズムの推進、実施および地域振興における地方自治体の役割及び地方における官民の連携、役割分担を学ぶ。
(3)日本のエコツーリズムを体験する。
(4)地域マーケティングの実施体制及び実施手法を学ぶ。
(5)持続可能な地域づくりと地域観光資源の整備におけるエコツーリズム、エコミュージアム、ジオパークの連携を考える。