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【世界遺産登録10周年記念】帆船「みらいへ」がやってくる!!

印刷用ページを表示する 掲載日:2025年7月23日更新

現代の丙辰丸・庚申丸、帆船「みらいへ」が恵美須ヶ鼻造船所にやってくる! 帆船を体験してみよう!

帆船みらいへについて

帆船「みらいへ」(神戸港)
○全長×幅 52.16m(171フィート、バウスプリット含む) × 8.60m
○船装:3本マストトップスルスクーナー
○所有・運航主:NPO法人ゼリ・ジャパン
※「みらいへ」はスタイルは丙辰丸に近く(スクーナー)、規模は庚申丸とほぼ同等
帆船みらいへ2
帆船みらいへ

日時

令和7年9月6日(土曜日)~7日(日曜日)
(少雨決行、荒天時は中止の場合あり)

会場

萩漁港予定(萩しーまーと北側)

9月6日(土曜日)の内容

○オープニングセレモニー
 【10時~】

○船内見学
 【(1)午前10時30分~12時 (2)午後2時~3時30分】
 ・無料 ・年齢制限なし ・同時入場数制限あり
 ・乗船は終了時間30前に終了

○セイルドリル
 【(1)午後1時~2時 (2)午後4時~5時】
 ・無料 ・5歳以上限定
 ・定員 各60名 ・事前申し込み必要
※セイルドリルとは港に停泊している船で、帆を張ったり帆をたたむ訓練のこと。

○「みらいへ」ライトアップ
 【午後6時30分~10時】

○恵美須ヶ鼻造船所現地見学会 
 【午後2時~4時】
 ・無料 ・自由見学
 ・順次、埋蔵文化財担当職員が説明

9月7日(日曜日)の内容

○体験航海
 【(1)午前10時~12時 (2)午後1時~3時】
 ・有料:大人2,000円、小学生1,000円(当日支払い)
 ・小学生以上限定
 ・定員 各60名 ・事前申し込み必要 

○恵美須ヶ鼻造船所現地見学会
 【午後2時~4時】
 ・無料 ・自由見学 
 ・順次、埋蔵文化財担当職員が説明

【重要:申し込みは12日(火曜日)からスタート!】セイルドリル(6日)、体験航海(7日)は事前申込が必要です!

【申込先】
萩市世界遺産活用推進協議会(事務局:萩市文化財保護課世界文化遺産室) 
【申込期間】
8月12日(火曜日)10時から予約受付開始
・先着順 ・定員になり次第終了
【申込方法】
8月12日(火曜日)10時から下記に、予約申込フォーム添付します。

※電話での申し込みは受け付けておりません。

国指定史跡 恵美須ヶ鼻造船所跡の概要

○所在地:山口県萩市大字椿東字小畑浦 
○指定年月日:平成25年(2013)10月17日
○指定面積:7,867.22平方メートル

○説明:史跡恵美須ヶ鼻造船所跡は、幕末に萩藩が西洋式木造帆船を建造した造船所跡である。遺跡は山口県萩市中心部から北東へ約2月5日kmの小畑浦に位置し、近傍には史跡萩反射炉(大正十三年(1924)12月9日指定)が所在する。
嘉永六(1853)年のペリー来航により、江戸幕府は欧米列強による対外的危機感を強め、これまで禁じていた大船の建造を諸藩に許した。これを受けて萩藩では、恵美須ヶ鼻造船所を開設し、2隻の西洋式木造帆船を建造した。安政三(1856)年から翌四(1857)年にかけて建造された「丙辰丸」と、安政六(1859)年から万延元(1860)年にかけて建造された「庚申丸」である。
「丙辰丸」の規模は総長81尺(約24.5m)、肩20.15尺(約6月1日m)、深さ10月3日尺(約3月1日m)、2本マストのスクーナー型である。建造には、ロシアの技術を習得した船大工が招聘され、建造後は国内の交易にあてられた。
「庚申丸」の規模は総長144尺(約43.6m)、肩27.72尺(8月4日m)、深さ26.4尺(約8m)、3本マストのバーク型である。建造には、長崎海軍伝習所(長崎県)でオランダの技術を習得した船大工が招聘され、建造後は萩藩の海軍教育にあてられた。
以上から、恵美須ヶ鼻造船所跡は、数少ない幕末造船所跡の一つで、同じ造船所内に異なる外国の造船技術が共存する、他に類例のない造船所の遺構である。

その他

○駐車場について
 漁港前駐車場、県漁協小畑支店前駐車場などを利用してください。
 ※駐車禁止の表示ある区画に駐車しないでください
 ※当日は、誘導員の指示に従ってください。
○イベント保険について
 セイルドリル、体験航海に参加される方は、市のイベント保険に加入します。(個人情報は当業務以外で使用することはございません)

主催

萩市世界遺産活用推進協議会(会長は萩市長 37構成団体・個人で構成)