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熱中症特別警戒アラートについて

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年4月1日更新

熱中症特別警戒アラートとは

 近年、気候変動等の影響により、熱中症患者が増加しています。こうした状況を踏まえ、熱中症への警戒を呼び掛けるため、環境省と気象庁は、「熱中症警戒アラート」を令和3年から運用しています。
 さらに、令和6年4月から施行される改正気候変動適応法に基づき、新たに「熱中症特別警戒アラート」が創設されました。これは、「熱中症警戒情報」より1ランク上の、過去に例のない危険な暑さを想定したものです。
 アラート発表の有無に関わらず、日々の生活で自発的に日陰で休憩されたり、こまめに水分補給しましょう。

「熱中症警戒アラート」と「熱中症特別警戒アラート」について
  熱中症警戒アラート 熱中症特別警戒アラート
位置づけ 気温が著しく高くなることにより熱中症による人の健康 に係る被害が生ずるおそれがある場合 (熱中症の危険性に対する気づきを促す) 気温が特に著しく高くなることにより熱中症による人の健康に 係る重大な被害が生ずるおそれがある場合 (全ての人が、自助による個人の予防行動の実践に加えて、 共助や公助による予防行動の支援)
発表基準 県内観測地点※のいずれかで暑さ指数(WBGT)が33に達する場合 県内観測地点※すべての翌日の日最高暑さ指数(WBGT)が35に達すると予測される場合​
発表時刻 前日17時頃及び当日5時頃時点における予測値を基に発表 前日14時頃に発表(前日10時頃の予測値で判断)
運用期間 4月第4水曜日~10月第4水曜日

(※)山口県内の暑さ指数観測地点は15地点(岩国、広瀬、玖珂、安下庄、柳井、下松、防府、徳佐、山口、秋吉台、豊田、下関、油谷、萩、須佐)

発表基準

暑さ指数(WBGT:Wet Bulb Globe Temperature)とは

 気温や湿度などをもとに熱中症の危険度を判断する指標で、「気温1:湿度7:輻射熱2」の割合で導き出される数値です 熱中症対策を目的として1954年にアメリカで提案された指標です。 単位は気温と同じ摂氏度(℃)で示されますが、その値は気温とは異なります。                    

 暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、  ③気温の3つを取り入れた指標です。