民生委員・児童委員について
民生委員・児童委員はあなたの地域の身近な相談相手です
「民生委員」は、民生委員法に基づき厚生労働大臣から委嘱された県の非常勤公務員です。社会福祉の増進のため、地域住民の立場から生活や福祉全般に関する相談・援助活動を行っています。
また、すべての民生委員は児童福祉法によって「児童委員」も兼ねており、中には児童福祉に関する事項を専門的に担当する「主任児童委員」も他の委員と連携を図りながら相談や支援を行っています。
地域社会のつながりが薄くなっている今日、地域において悩みごとや困りごと等、さまざまな問題を抱えている方々に対して民生委員・児童委員が相談相手となり、支援を必要とする住民と行政や専門機関をつなぐパイプ役を務めます。
市内の民生委員・児童委員定数は213名です。各地区の配置については、下記のとおりです。
民生委員・児童委員定数 | 主任児童委員定数 | |
川南地区 | 21名 | 2名 |
川北地区 | 21名 | 2名 |
椿東地区 | 26名 | 2名 |
椿地区 | 9名 | 2名 |
山田地区 | 10名 | 2名 |
大井地区 | 8名 | 2名 |
三見地区 | 7名 | 2名 |
大島地区 | 3名 | 2名 |
見島地区 | 4名 | 2名 |
川上地区 | 7名 | 2名 |
田万川地区 | 16名 | 2名 |
むつみ地区 | 13名 | 2名 |
須佐地区 | 17名 | 2名 |
旭地区 | 8名 | 2名 |
福栄地区 | 13名 | 2名 |
民生委員・児童委員はあなたの秘密を守ります。
民生委員・児童委員の身分や条件などについて
特別職の地方公務員(非常勤)
○任期
3年間※再任も可能
3年ごとの12月1日に民生委員・児童委員一斉改選を行う
現任期 令和4年12月1日~令和7年11月30日
○活動報酬
ボランティアとして活動するため給与はなし(無報酬)
※必要な交通費・通信費・研修参加費などの活動費(年間12万400円)は支給
民生委員・児童委員の活動内容
民生委員・児童委員 | 主任児童委員 | |
活動内容 | 特定の区域を担当し、高齢者や障害がある方の福祉に関すること、子育てなどの不安に関する様々な相談・支援を実施 | 特定の区域を担当せず、地域の児童福祉に関する機関の連携を図り、区域担当の児童委員の活動をサポート |
活動事例 | ・担当区域の高齢者や障害者のいる世帯、児童・妊産婦・母子家庭などの状況把握(家庭訪問や地域での情報収集など) | ・市区町村、福祉事務所、児童相談所や保健所、学校と区域担当の児童委員・民生委員との連絡調整 |
民生委員・児童委員の選任と委嘱
住民の方で、地域の実情をよく知り、福祉活動やボランティア活動などに理解と熱意があるなどの要件を満たす方が民生委員・児童委員に選ばれる対象となります。
○民生委員・児童委員の委嘱の流れ
1 候補者を町内会・自治会から推薦、公募により募集
2 市民生委員推薦会で審議し、適任者を県知事に推薦
3 県知事は地方社会福祉審議会の意見を踏まえ、厚生労働大臣に推薦
4 厚生労働大臣が民生委員・児童委員を委嘱