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RSウイルス感染症に気を付けましょう

印刷用ページを表示する 掲載日:2024年9月5日更新

RSウイルス感染症に気を付けましょう

1.RSウイルス感染症とは

 RSウイルス感染症は、RSウイルスによる急性呼吸器感染症です。
 2歳までにはほとんどの子どもが感染し、特に、乳児が感染すると気管支炎や肺炎などを起こして重症化することがあるため、感染を避けるための注意が必要です。
 また、一度RSウイルスに感染しても、一生のうちに何度も感染すると言われています。
 
 成人では重症化することは少ないとされていますが、慢性呼吸器疾患などの基礎疾患のある高齢者や免疫不全の方は、重症化するリスクがあるため注意が必要です。
発熱

2.主な症状

潜伏期は2~8日とされ、発熱、鼻汁、咳などの上気道炎症状が数日続きその後、場合によっては、気管支炎や肺炎などの下気道症状が出てきます。
初めて感染した乳幼児の約7割は軽症で数日のうちに軽快しますが、約3割では咳が悪化し、ゼーゼーと呼吸しにくくなる、呼吸困難、さらに気管支炎の症状が増加します。
重篤な合併症として注意すべきものには、1歳以下では中耳炎の合併症がよくみられる他、無呼吸発作、急性脳症等があります。

受診の目安として、機嫌がよく、辛そうでなければ、慌てずに様子をみたり、かかりつけ医にご相談ください。ただし、呼吸が苦しそう、食事や水分摂取ができない時は医療機関への受診をご検討ください。

一般的には、風邪の様な症状のみで重症となることは少ないとされていますが、慢性呼吸器疾患等の基礎疾患のある高齢者や免疫不全者では、重症化するリスクがあることが知られており、注意が必要です。

3.感染経路

 RSウイルスは主に接触感染と飛沫感染で感染が広がります。

○接触感染
 RSウイルスに感染している人との直接の接触や、感染者が触れたことによりウイルスがついた手指や物品(ドアノブ、手すり、スイッチ、机、椅子、おもちゃ、コップ等)を触ったり、なめたりすることで感染することを言います。

○飛沫感染
 RSウイルスに感染している人が咳やくしゃみ、あるいは会話などをした際に口から飛び散るしぶきを浴びて吸い込むことにより感染することを言います。

※RSウイルスは、麻疹ウイルスや水痘ウイルスの感染経路である空気感染はしないと考えられています。

4.予防方法

≪日常生活での予防≫
 咳などの呼吸器症状がある年長児や成人は、可能な限り0 歳児から1 歳児との接触を避けることが乳幼児の発症予防に繋がります。
 接触感染の予防は、子どもたちが日常的に触れるおもちゃや手すりなどをこまめにアルコールまたは塩素系の消毒剤などで消毒することと、流水と石鹸による手洗いが重要です。
 また、咳などの症状がある場合にはマスクを着用するなどの咳エチケットが有効です。
手洗い
≪RSウイルスワクチンについて≫
○60歳以上や妊婦を対象としたワクチンがあります。
 接種を希望される方は、直接医療機関にお問い合わせください。
 なお、RSウイルス感染症のワクチンは定期予防接種ではないため、接種を受ける場合は任意接種となり、接種費用は全額自己負担となります。
 自由診療ですので、費用は各医療機関が設定しています。
 接種をご希望の方は、医療機関へ直接ご相談ください。

5.予防接種による健康被害救済制度

 RSウイルスワクチンの予防接種は任意接種のため、健康被害が生じた場合は「独立行政法人医薬品医療機器総合機構救済制度」により医療費等の給付を受けられる場合があります。
 申請に必要な手続きなどについては、独立行政法人医薬品医療機器総合機構へお問い合わせください。