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野鳥が死んでいるのを見つけたら(鳥インフルエンザ関係)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年5月6日更新

野鳥との接し方

 野鳥も飼われている鳥と同じように、様々な原因で死亡します。飼われている鳥と違って餌が取れずに衰弱したり、環境の変化に耐えられずに死んでしまうこともあります。

 また野鳥は、鳥インフルエンザウイルス以外にも様々な細菌や寄生虫を持っている場合があります、死亡した野鳥を処理する場合には、鳥インフルエンザウイルスだけでなく、こうした細菌や寄生虫が人の体に感染することを防止することが重要です。

 鳥インフルエンザウイルスは、野鳥観察など通常の接し方では、人に感染しないと考えられています。正しい情報に基づいた行動をお願いします。

死んでいる野鳥を見つけたら

 野鳥が死んでいるのを見つけた場合には、細菌や寄生虫に感染しないように、死亡した鳥を素手で触らずにビニール袋に入れてきちんと封をして廃棄物として処分することも可能です。

【万が一、野鳥が同一場所で大量に死んでいたら】

 数日間(3日程度)で同一の場所(見渡せる範囲内)で5羽以上、または次表の検査優先種1のオシドリ、キンクロハジロ、ハヤブサなどが1羽以上、マガモ、トモエガモ、ホシハジロなどの検査優先種2が2羽以上、カルガモ、アオサギ、トビなどの検査優先種3が5羽以上、その他の種が5羽以上、無傷(外傷、出血、骨折等が無い状態)の状態で死んでいる場合には、高病原性鳥インフルエンザによる死亡の疑いもあります。この場合萩農林水産事務所森林部(0838-22-3366)にご連絡ください、必要に応じて検査を実施します。

 

検査優先種
検査優先種1(17種)
カモ目 カモ科 ヒクイシ、マガン、シジュウカラガン、コクチョウ、コブハクチョウ、コハクチョウ、オオハクチョウ、オシドリ、ヒドリガモ、キンクロハジロ
カイツブリ目 カイツブリ科 カイツブリ、カンムリカイツブリ
ツル目 ツル科 マナヅル、ナベヅル
チドリ目 カモメ科 ユリカモメ
タカ目 タカ科 オオタカ
ハヤブサ目 ハヤブサ科 ハヤブサ
検査優先種2(11種)
カモ目 カモ科 マガモ、オナガガモ、トモエガモ、ホシハジロ、スズガモ
ツル目 クイナ科 オオバン
タカ目 タカ科 オジロワシ、オオワシ、ノスリ、クマタカ
フクロウ目 フクロウ科 フクロウ
検査優先種3
カモ目 カモ科 カルガモ、コガモ等(検査優先種1、2以外全種)
カイツブリ目 カイツブリ科 ハジロカイツブリ等(検査優先種1、2以外全種)
カツオドリ目 ウ科 カワウ
ペリカン目 サギ科 アオサギ
ツル目 ツル科 タンチョウ等(検査優先種1、2以外全種)
チドリ目 カモメ科 ウミネコ、セグロカモメ等(検査優先種1、2以外全種)
タカ目 トビ等(検査優先種1、2以外全種)
フクロウ目 コミミズク等(検査優先種1、2以外全種)
ハヤブサ目 チョウゲンボウ等(検査優先種1、2以外全種)
その他の種 (上記以外の鳥種すべて)

 

問い合わせ先

 萩農林水産事務所 森林部 環境班

  電話 0838-22-3366